神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


記事のアーカイブ

2014年12月10日 09:39

55.自己主張

自分の事を、良く思ってもらうような話し方が苦手です。失敗談や、面白い経験をした時の事ならいくらでも話せるんですけど、自分の成功体験や実績等を話すのは、何となく躊躇してしまうというか。まあ、話せるような実績がない、という事でもあるんですけど。ここ7~8年、自分から自分の実績について積極的に話したいと思った事は一度もなくて(いや、だから実績なんてないんですけど・・、しつこくてすみません)。だから、人から聞かれた時に、渋々口ごもりながらポツリポツリと話そうとするんですけど、それを話しながら、もう一人の自分が「おまえ、それを言って相手にどう思われたいんだ?」とか「一切脚色なく事実だけを話してるか?」と

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2014年12月10日 09:35

価値

所有している物の社会的価値と、それを所有する者の社会的価値について。うちの母なんかも、よく言うんですよね。「○○さんは、○○会社の役員で・・」とか「○○さんは、鵠沼の一等地を100坪持っていて、来年そこに家を建てるらしいよ、その家って言うのが・・」その後に必ず「すごいねえ、立派な人ねえ」みたいな言葉が続くんですけど。これって、所有している肩書きであったり、不動産であったり、身近なところでは車やペット、ブランド物なんかについても、同じような事が言えるんだと思いますが。完全に所有物の価値で、その所有者の価値を計っているという事ですよね。これってどうなんでしょう、僕らの親世代の人たちだけの価値判断の

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2014年12月09日 09:50

確執

思春期の子供と、その親とのケンカで「うっせ~な、俺が生んでくれって頼んだわけじゃねえだろ~が」「こっちだってあんたを産もうと思った訳じゃないよ、なんか知らないけど、生まれたらあんたになってたんだから」こんな感じの、笑えないような、嘘とも本当とも判断しかねる話を聞いた事がありますが。宗教的な事を抜きにして考えれば、これって結構真理をついているんじゃないだろうかと思います。子供は親を選べないと言いますが、同じように親も子供を選べないと。(これは考える必要もない事なのかもしれませんが)お互いに選び合えないが故に、長い時間をかけて、信頼が築かれることもあれば、確執が生まれる事もあるという。でも、これは

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2014年12月09日 09:44

54.生を実感する時

「まだ、大丈夫」最近、何人かの人から聞かされ、そしてこの言葉を聞くたびに、寂しさや無力感を味わう事になります。「まだ、大丈夫。自分でできるから手出さないでそこで見てて」こういった意味での「まだ、大丈夫」なら、多少はハラハラしながらも、傍で見ている事が出来るんですけど。問題は、このままいけば失敗するのが目に見えているにも関わらず、本人としても、そうなる事を承知の上で突き進んでいる、といったような。自傷行為なんてものではなく、自己破壊衝動に駆りたてられているんじゃないかとしか、言いようがない位。なにか、全身全霊で症状を表現しているといったような状態でしょうか。とにかく失敗するところまで、限界までや

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2014年12月08日 09:24

ベールの向こう側のエロス

「ダメよ~ダメダメ」これが子供たちから火がついた、と言う事を、報道バラエティで目にした時に、とっさに加トちゃんの「ちょっとだけよ」が想起されました。僕が小学生のころ、ドリフがすごく流行っていて、でもちょっと下ネタ的なところもあり、クラスの同級生の中には、見る事を禁止されている家庭もあったりしました。そして、その禁止されている同級生は、学校で休み時間に、羨ましそうに友達からドリフの話を聞いて、自分なりに想像して楽しむ、といったことをしていたように記憶しています。うちは全然大丈夫で、家族全員で大笑いしながら見ていたんですけど。「ダメよ~ダメダメ」も「ちょっとだけよ」も、どちらも、ベールの向こう側の

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2014年12月08日 09:18

53.常に全力な人

ごくまれにいらっしゃるんですね。42.195kmを100m走の勢いで走り切ろうとする人。走り切れるわけないんですけど、いいのは最初のほんの300m位で、あとの41km以上は、足がもつれて200mに一回づつ位コケながら、という事になるんですけど。コケて立ち上がったら、そこで学習して、全力でダッシュするんじゃなくて、ゆっくりと走り切れるペースで、と考えるのが世の中で一般的に常識と言われるものなんでしょうけど。どうしても本人は、それでは納得がいかなくて、またえらい勢いでダッシュする。そしてまたコケる・・・と。表情を注視すると、なんか泣きながら笑っているような。きっと苦しいんだけど、すごく充実感を伴っ

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2014年12月07日 09:33

怖いと感じる夢に解釈を

今の仕事を始める時に、さあ場所をどうするかと思い、以前の仕事で使っていた座間の賃貸スペースと、藤沢の実家のリビングの二か所でやろうと結論し。藤沢の方は、元々余計な物は何にも置いていない、こぎれいなリビングだったので少し掃除するだけでよくて、結構楽だったんですけど、問題は座間の方で。買取業者さんに来てもらって、不要なものを全部引きとってもらって、その後ほとんど年末の大掃除3回分位の事をして何とか形が整って。その時すでに、数日後に紹介のお客さんが座間で入っていたので、ぎりぎりのタイミングで、少しほっとしたんですけれど。カウンセリングルームらしい体裁が整い、明日お客さんが来るという日の夜、いつものよ

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2014年12月07日 09:30

52.自分を鼓舞している時

テレビをつけたら、松本清張の黒皮の手帳をやっていて、なんとなく見ていたら、すごく納得させられてしまったセリフがあったんですけど。山本陽子さんに米倉涼子さんが、借金の申し込みをしているシーンで「人に借金を頼むときは、嘘でもいいから弱っているふりをするものよ」と言われた米倉さんが「弱っているふりをしたら、もう立ち直れなくなるくらい弱っているから、こうして強がっているんです」と切り返すシーンなんですけど。なんかこれ、すごくよくわかる気がするんですね。ひとそれぞれの生き方や考え方にもよりますけど、ありますよね、こういう時って。自信が揺らいでしまって、それでも前に進み続てなければならなくて、かろうじてプ

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2014年12月06日 21:00

51.HOPE FULL

よく聞く曲があります。EL LATINO & Ms.OOJA さんの HOPE FULL...

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2014年12月05日 09:31

49.漠然とした先延ばし

どうやって表現したらいいのか・・。何か解決すべき問題がある事は、うっすらと判っていて、頭の片隅にいつもチラついていつつも、少しモヤがかかった状態で。その問題から目をそらす訳ではなくて、だからといってすぐに解決しようとする訳でもなく、その問題事項を抱えたまま、フワフワと漂っているような。そのままでは破状してしまうのは判っていて、ギリギリのところになったら対処しようと・・、でもそれは計画的に考えている訳ではなく、何となく漠然と思っている、といったような。そしてタイムリミットが近づくと、一気に覚醒して、集中して問題解決にあたると。こういう状態って、理性で考えれば、時間的余裕をもってすぐに対処するとい

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