神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


記事のアーカイブ

2019年01月14日 11:38

愛される条件

太っているとか痩せているとか、顔立ちが整っているとかそうではないとか、もっと言えば美人か不美人かとかそんな事と、その人が美しいかそうではないかという事や愛されるか愛されないかという事は、全く関係がない。数値化されたデータやスペック、最大公約数的な美、そんなものは一切関係なく、完全に主観の産物としてその人を美しいと認識し愛する訳ですね。内側から見るとか微分拡大とかそんな造語的ニュアンス、相手の内界に入り込めた時に初めて、その人を心底美しいと思える、内界にはいるには、入る為の通路が必要、それは欠けた部分であったりヒビの入った個所であったりアンバランスなその人自体だったりする。完璧な容姿とか精神とか

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2019年01月09日 09:46

純度の高さ

心とか無意識、それは混沌としたノイズで構成されている、言語が意味をなさずに蠢いているだけ。無意識の中に渦巻くノイズ、そこに外部から刺激が入力されると、元々自分の中に渦巻いていたノイズの一部分が活性化される、ノイズとノイズが融合し整理された結果として何らかの新たな想いが、自分の中から湧き上がってくる。その想いが強ければ強いほど、自分にとって必要であればあるほど、確信が生まれる、その生成された想いが自分の唯一の想いであるかのように、自分の意味でもあるかのように、これは前景化するのか、もしくは前景化した効果として背景に退いたその他の全てのまだ形を成していないノイズでしかない要素を、構成していないただ

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2019年01月06日 10:49

なにを確認しようとしているのか

歯磨き粉とバナナとシロップを混ぜればガラムの味が再現できるのではないかと思い、自作用のベイプリキッドを買いあさり色々と調合してみたのですけれど、なかなかうまくはゆかない、というか歯磨き粉味のリキッドなんかないし、だからちょっと癖のある清涼剤で代替え、本当はガラムにはクローブが大量に練り込まれている訳ですから、単純にクローブの自作リキッドで何とかなるかと思いはしたものの、これは全くどうにもならなかった、ただの強いクセでしかなかった、まあクローブはアロマや薬膳等でも重宝されているし、慣れれば単体でもそう悪くはない、だからこれはこれで薬と思って吸引し続けるつもりですけれど。よく身近な人から「タバコや

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2019年01月03日 12:23

何度でもエヴァへ還る

悲しいから泣くのではないし、嬉しいから泣くのでもない、感動したから泣くのでもない、という、喜怒哀楽の枠外で衝動的にグワンと揺さぶられて、その、揺さぶられた事による副反応として目頭が熱くなり、結果的にそれが、涙が溢れ出るという現象につながる、ここで揺さぶられるのは自分の何処が揺さぶられるのかというとこれは、キッチュにポエムを纏った格好で言い放ってしまえば、心とかそんなようなものが揺さぶられるといえば分かりやすいのかもしれないけれど、どうもここはやはりそんなに安っぽくは捏造したくないようにも思え、だかた言語の管轄外で、言語以前の原初的観念様の領野においてなんらかの緊張が高まり、その緊張が保てなくな

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2018年12月26日 10:36

妄想分裂態勢

しばらくベイプを使ってみて初めは、これはファルスであると直感していたのが少し考えが変わってきたというのか・・・・・・・・ちょっとこれもどうかとは思うのですが、まあ、ファルス、多分かっこいいファルス、と思い込んでいたい気持ちは今でもありますけれど、はじめはそう、ファルスとして手に取る、所有する・・・・・・のだけど、ただ、その吸入の作法がなあ、と思います・・・・・ファルスンは違いないのだけれど、ファリックマザーとか、関わってゆくうちに移行してゆくのかなと思います。リキッドを気化させて吸引する時というのは勿論、吸引するという事は肺の中にその気体を取り込む訳ですが、気化させる機械であるベイプと、その気

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2018年12月20日 11:44

子供の頃の

僕らは訳も分からずに生き続ける中で最終的に何処に行きつくのかというと多分、何処にも行きつく事はない。一生をかけて彷徨い続けて、その彷徨いの中で何かを拾い集めて、拾い集めたものを大切に掌に包み込んで自分に還ってゆく、ただそれだけ。僕らは成長段階で圧倒的に何かが欠ける、それは満たされなかった何か、だから真円ではないない、月が欠けるように満たされなかった想いが欠けると言った方がいいか。その欠如に当て嵌まるものを人生の彷徨いの中で拾い集めて、最後に自分がもといた場所に戻り、欠けた部分に拾い集めたものを嵌めこんで、真円を完成させようとする。たぶんそう、これは全て幻想でしかないのでしょうけれど、ただそのよ

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2018年12月16日 10:41

あくまでも事後的な

JuJuのジャズを聞こうとしてウオークマンのプレイリストからデリシャス2を選択して再生しトイレへ立った、つもりだったが部屋に戻ったらサイレントマジョリティが流れていた。ウオークマンの小さなディスプレイ、一つ下にあるアルバムを選択してしまったようです。まあいいかと思い、夏以降聴いていなかったサイレントマジョリティ・不協和音・語るなら未来を・・・・・・・・何故聴いていなかったのか、それはド嵌りし過ぎるから、要は秋元さんに見事にやられてしまうからという事ですが。高校卒業前後のモラトリアムだった状態に引き込まれてしまう、もう自然と涙が溢れ出してきてしまう状態、抗いようがない、というか抗わないでいる状態

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2018年12月11日 10:07

ぬくもりに包まれる

寒くなってくると誰でも自動的に温もりを求める、原初的抱擁機械が形を成す。抱き寄せられ、温められ、ささやかれ守られ愛撫される事によって暖かさに浸る、精神も身体も暖かくなる。そのようにされる権利というのは誰にでもあるのだけれど、そのきっかけとなるのはやはり、素直な事、悲し気な事、儚さを醸している事、あと一番重要なのは外傷を提示しつつも耐えながら行為をやめないでいる事・・・・・・・・そんな感じなのだと思います。

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2018年11月30日 09:46

強固なプライド

強固なプライドで自己を保ち、自己を正当化し、屁理屈という本人に取っては当たり前の自動処理方法で自身を納得させ、人から突っ込まれた時には武装済みの理論で対応し、ただし決して人を責め立てたり、攻撃的になったりする事なく、全ては自分が自分である為だけに、差異や多様性を認めて、受け入れて、人に優しく暖かく接するというのが大前提である中において。強固なプライドで自分を保ち続けてゴリゴリ行く、一環して、何の疑問も抱かない中で、何があっても最後までその態度を決して崩さずにいる事が出来る人というのは思い切って言い切ってしまえば、ある意味、自己愛性の人格の人である事は間違いない事実。しかしそうではなく、強固なプ

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2018年11月21日 09:26

夢の中に居続ける

「今年も、もう終わりますね・・・・・」と言われ、そうですね確かに、考えてみればいつの間にか11月の後半、12月というのはバタバタと慌ただしく過ぎ去ってゆくという現実もあるし、早いものです、とか毎年のように感慨にふける。今年一年、自分は何をしていたのだろうかと想い起こそうとしても、そう、よくわからない、上手く思いだせない、となるとそれこそが夢中であった事を証明するのか、いや、そういう訳でもないような気もします。何を積分するでもなく、ただ唯物論的な現前に集中するという態度を、態度というか、自分はそうやって生きるより他に、現状それ以外の別の生き方が出来る訳ではないので、だからそのように在るより他にな

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