記事のアーカイブ
2021年10月08日 11:13
10年ぶりくらいでしょうか中川勝彦さんの白いアンティック・ドレスを聴きました、キラー通りMIX。 20代前半ちょうど原宿で仕事をしていた自分史とも重なり僕の中ではアーカイブに大切に収納されている楽曲の筆頭でもあります。 灼熱と爽風、焦燥と癒し、嫌悪を寄せつけない清々しさ、混沌の中の一滴の無垢......清廉の象徴であるかのような。 1980年代、僕の中では今より言語が優勢だった時代であり、無意識は意識を正確に通過して表象されていたような心象があります。 まあ、バプル末期でもありますし、薄れゆく大きな物語を何一つ疑う事なく見据えていただけなのかもしれますんが。清
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2021年10月06日 19:13
感情があらわになった瞬間に魅力を増す人もいる、逆に嫌悪感をいだかせてしまう人もいる、要はドン引きという事ですけれど。社会活動の多くは理性によって執り行われる訳だけれど、表象が同じだとしても、その根本にあるのが真摯さなのか顕示欲なのかによって違う。・・・・・・・・・・・取り繕い切れなくなった時に、逆ギレする人。
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2021年10月05日 18:30
母性的な社会、優しく包み込んでくれる社会、そっと手を差し伸べ寄り添ってくれる社会、要求に応え続けてくれる社会、これは今後も僕らの心地よさを目指してもっともっときめ細やかに発展してゆく、科学を通じて様々な便利が生み出され続ける、まあこれもハッキリ言い切ってしまえばアメとムチの、アメである事は間違いないとは思いますが。発展する母性に対して、父性はどうなるのでしょうか、勢い・膨張・秩序・法・切断・断罪、これらの中で社会が内包するべき父性はやはり倫理的なものであったり、もしかしたらイデオロギーに近い概念なのかもしれませんけれど、特に倫理的なものというのは状況や環境、その時その時の社会が発展する為に必要
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2021年10月03日 20:59
3歳迄に80%12歳でほぼ100%完成するらしい脳...その脳を水の通う回路と表現しているのを聞いたことがあります。脳というのが僕らがイメージする回路であるとするならば、回路には電気信号が流れる、それは様々なデータ、データとは経験、自分が見聞きしたもの 、自分が学習したもの、自分が経験したもの、自分が感覚したもの 自分に侵入した刺激の全て、そして侵入を拒み跳ね返した刺激の全て。その膨大なデータの集積が自己という事になるのか、どうなのか、というかそれは単なるアイデンティティ、自分を自分足らしめている単なる自己同一性、という意味でのアイデンティティでしかないように思え、ではそのデータが走査するプラ
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2021年10月01日 17:34
「OK Googie」 とか 「Hey...
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2021年09月29日 19:39
最近は気が付くと頭の中でリストのタランテラがリフレインし続けている昏迷状態の、手探りの濃霧をそろりそろりと散策している様相。リストとショパンはよく対比されたりもするけれど、そのような学術的主張はどうでもよくて、もっと素朴に単なる投射、自分の想いをそれぞれのアイコンに押し付けるとう格好での投射が最もしっくりきます。ショパンの昇華もしくは純粋に漂うポエジーに対してリストの葛藤、だから僕にとってはより人間臭い、フランツ・リスト。焦燥、高揚、羨望、プライド、愛、満悦、愉悦・・・・・・・・これらの感情が明確に区別されようのないままに混沌している、人間の究極的魅力、なのかこんなような心象を得ています。
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2021年09月26日 19:12
感情的な人、理性的な人、業務を遂行する上で信頼に値する人というのは間違いなく理性的な人。感情的な人というのは自分に正直な人と言い換えられる場合もあるけれど、自分に正直という魅力は我儘や傲慢やご都合主義と紙一重でもあります。自分に正直であるという魅力の裏側で周囲にシワ寄せが行き続けてしまってはどうしようもない。発した言葉に責任を持つ、思考や指示が常に一環していて整合性がある、これらは間違いなく理性の成せる技、そこにそっと情緒を乗せる。感情的と情緒的は全く別物ですしね。
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2021年09月24日 19:36
女性○○、社会的な肩書から身体的性別を排除するという大きな流れはいつになったら彼岸に行きつくのか、もしくは舵取りを誤って偏屈大波に飲み込まれ極北に流されてしまうのか。男女共同参画とか叫ばれる概念が成立しきる為のプロセスを今現在歩んでいると思いたいですね。女性○○、と高揚されている間は、まだそれは成立していなくて、だから野田さんという知的先駆者がおっしゃっていた通り今は道筋を付けているところであるという。男女共同が自明になった時点で女性○○という言葉は必要なくなる訳ですね。その為にまずは、女性がその場所で普通に仕事をする事が出来る仕組みが最も必要なのだと思いますが・・・・・・・まず手始めに男性が
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2021年09月15日 20:13
21世紀直前に魅せられた映画、マトリックスにはとてもワクワクさせられた、そのワクワクの原因は勿論ラカンの三界を明確に示唆していたからなのですが。キアヌリーブス主演でまたマトリックスが放映されるそうでこれまた楽しみでもあります。現実は決して認識できないという格好で、というのは正解は人それぞれであるという格好でしか認識されないという事実、現実は言語によって分節され僕らに認識される訳ですから、人それぞれが持ち合わせている言語によって分節のされ方が変わってしまう、この構造を普通の言葉で言えば自分なりのフィルターがかかってしまうという自然現象。ただそこに、ありのままに存在している現実は、認識され分節され
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2021年09月08日 20:26
グラデーション、スペクトラムを右往左往、どっちつかず、玉虫色・・・・・・・・なにも明確にしない中で物事が進んでゆくこれも、ある意味ひとつの安心と苛立ちの狭間において。南国の人々の大らかさというイメージこれに気候というものが多少なりとも関与しているような心象は昔からあるのですが、その文脈で僕ら日本人を語ると非常に分かりやすかったりするのでしょう、徐々に移りゆく四季、何月何日に秋になってガラッと気候が変わるとかそういう事ではなく、寒暖を繰り返しながら知らない間に、体に負担のないままにいつの間にか寒くなってくる、そういう気候の中で知らず知らずのうちに育まれ確立された玉虫色の住人、これはもう昔の話なの
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