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「絶対大丈夫」という言葉
2015年11月15日 20:35テレビでさまざまな会見等を見ていて思う事があります。
研究者とか学者とか、その道に専門的に関わる科学的な思考をお持ちになった方々って、滅多な事では「絶対」という言葉は発しないように思います。
「○○の可能性は〇〇%くらいあります」みたいな表現が多いでしょうか。
視聴者にしてみると「専門家なんだからさ、どっちなのよ」と、少しもどかしいようにも感じてしまいますが、科学の多くが仮説の上に成り立っていると考えれば、「絶対」という表現は突き詰めると逆に無責任や不誠実という事にもつながったりもしてしまう場合もあるのでしょうね。
絶対と言い切らないという事も、そのコメントされる方々の誠実さや良心なのかな、と思います。
「絶対大丈夫」という言葉は、人を情緒的に支えたり、勇気づけて背中を押したりする時の方法の中の一つとして有効、という事なのでしょうし、言う時には慎重さも必要です。
論理的に考えれば、なかなか軽々と口にできる言葉ではありませんしね。
どうなんだろう?「8割方大丈夫、やってみるか?」と言われて勇気づけられながら見守られるのと、「絶対大丈夫、いけ~っ」と言われて、いきなり頑張れ頑張れと応援に回られるのと・・・・・、「8割方大丈夫」の方がいいかな。
はいぃぃっ、いつも通り話がそれました~。
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