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「超人的新入社員」超越論的新入社員、的な・・・・

2016年10月04日 09:03

「企業が新卒社員に求める能力」こういう文章に目を通すと、それはもう僕らの時代とは比べようもない、度肝を抜くような文言が並んでいるのですね・・・・・・イメージ的には出世頭の30代やり手部長が備えている能力であるかのような。
ああいう能力は、社会でもまれる中で徐々に身に付けてゆくものであるようにも、思わなくもないのですが、そして能力だけではなくて、22~23才にして既に人格も完成されていなくてはならないようなイメージも。
ていうか、あんなイケイケでキレッキレでアゲアゲに加えて成熟度MAXの超人的新入社員がいたとしたら、出る杭は打たれないのだろうか? もしくはソッコーで役員に抜擢されちゃうんじゃないだろうか? とか心配にもなってしまいます。
新卒という事は、3月までは学生だったわけですからね、4月からいきなり出世頭の30代やり手部長のようになれっていうのも、でもこれも、僕の認識が古いからそう感じてしまうだけであって、今の社会というのはそういうものだ、と言われてしまえばそれまでなのですが。
なんか、どうなのかな、育てるというよりは即戦力という事なのか、そしてその能力に関しては各自が学生にうちに備えておくべき、と言う事なのか。
まあそうは言っても、実際は入社後の研修で丁寧にしっかりと指導してくれるのでしょうが・・・・・・でも、大変ですよね求められるものが大きくて。
ーーー理念として掲げている、社会に発信する為の企業イメージという意味合いもあるのかな、とも思いますがーーー
若い人の中でも人それぞれ、さまざまな想いが湧き上がってきてしまうのも無理もないようにも思います、どこを目指すのか、という事になるのでしょうが。
自分が今の時代の新入社員だったらと想像すると、どうするのかな、順応するのか、あまり高い理念を掲げていないところの魅力を感じるのか、全く別の道を選ぶのか、解離しながらもなんとかついてゆこうとするのか・・・・一旦は順応しようとするのかもしれません。


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