あくまでも事後的な

JuJuのジャズを聞こうとしてウオークマンのプレイリストからデリシャス２を選択して再生しトイレへ立った、つもりだったが部屋に戻ったらサイレントマジョリティが流れていた。
ウオークマンの小さなディスプレイ、一つ下にあるアルバムを選択してしまったようです。
まあいいかと思い、夏以降聴いていなかったサイレントマジョリティ・不協和音・語るなら未来を・・・・・・・・何故聴いていなかったのか、それはド嵌りし過ぎるから、要は秋元さんに見事にやられてしまうからという事ですが。
高校卒業前後のモラトリアムだった状態に引き込まれてしまう、もう自然と涙が溢れ出してきてしまう状態、抗いようがない、というか抗わないでいる状態があまりにも心地よい。
よく、青春の一ページとか言われますけれど、それはあくまでも事後的なもの、あとから振り返った場合にのみ美しい装飾を伴ってファンタスティックに美化される、その只中にいる年齢、現前で味わっているその時というのはただ、苦しいだけでしかないのですね。
欅坂はそういった意味でも、大人に受容されやすいように思います。
ノスタルジー、自己肯定、ポエジー、ナルシシックに美化される、青春の一ページ。