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あなたに共感します、ただし1時間5.000円で、とは何か?

2018年05月08日 10:01

「あなたに共感します、あなたを受容します、ただし・・・・・・・1時間5.000円で」
さてこれは、どうしたものか、共感や受容、金銭が発生するから共感や受容ができるのか、金銭が発生すると判明した瞬間に全肯定の体制が整ってしまうのか。
お金を支払って共感を得て無条件で「大丈夫ですよ」と優しい声で言われて、それで癒されるのか、安心を手にできるのか、甚だ疑問でもあるのですね、上辺のプレーとしては可能なのでしょうが、とか言ってしまうと身も蓋もないのは百も承知なのですけれど。
思うに、無条件での共感や受容ほどわざとらしいものはない、今の時代誰がそんな身振りに安心を感じる事ができるのかな、と思います、なにが大丈夫なのか納得のゆく理由を聞きたくなる人だっていくらでもいるだろうし、それは心理学化が終了した今の社会において、テクニックは知られてしまえば通用しなくなるのですしね、その時効果的に機能するのは何なのか。
だからせめて、最低でも、話を聞いた上での保証が必要、共感できる理由や受容できる理由を求められた場合、分かりやすく論理的に話すべき、その上でその人の在り方を後押ししたり、戦略を考えたり、対応方法について協議したり提言したり、時には今は休んでもいいという時もある、それにも出来れば分かりやすい理由や論理が必要、それは不安を払拭し勇気づける事にもつながる。
具体的な中で、先が見え始める安心の中で元気になっていってもらったり、やる気になってもらったり、今はゆっくり休んだり、とにかく、論理的で分かりやすい保障というのは絶対条件なんじゃないでしょうか。
母性的なだけの受容や共感が今の時代に機能するとは思えない、それは社会がどんどん母性的になっているから、その延長線上を演じてもその人に変化は起きない、そして同じように、心理学化が終了した世の中では心理学的テクニックすら機能しにくい、施される側に知識があればそれはプレーにしかならないのでしょう、だからこそベースとして父性的な論理性が不可欠であるように思え、その上を母性的な優しさで覆えばいい。
「それでいいんですよ」と言ったとして、その理由は?
その人をアゲてゆく為にも、深い霧を晴らす為にも・・・・・・・・・理由を聞かれた場合、さまざまな理論を応用して分かりやすく説明する事でしか納得は得てもらえない、その時に初めて保証を感じる事が出来て、安心できるのだと思うんですね・・・・・・・・というのは全て、僕の個人的な考えでしかありません。


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