いきなり強くならなくたっていい

何か問題を解消しようとする時「強くならなくては・・・・・」と僕らは単純に思いがちな訳ですが。
適切な強さというのは、なかなか難しいものでもあります、元々の固有性だって関係してくるのでしょうし「自分は強くなんかなれない」と思う人だって、特に悩みを抱えた中ではたくさんいらっしゃいますしね。
強い素振り、というのは簡単だったりするのですね「おりゃぁぁっ」ってキレて解離して、テンパッちゃえばいいのですから。
でもそれだと無理やり一気に真逆に振る事になってしまいますし、脆さにもつながってしまいます、正気に戻ってしまったらそこでアウト、又、時には勢いに任せておかしな方向へ行かないとも限らない。
問題を解消するための第一条件というのは、強くなる事ではなくて、安心する事、そして緊張を解きほぐす事、まずはここからだと思いますし、もっと言えば、それが全てなのだと思います。
そんな中、最終的に自分本来の個性を、強い自分というものに求めるのであれば、いずれそうなっていってもいいのでしょうし・・・・・それ以外にも個性というのは様々ですよね、他者配慮的、寛容、おおらか、笑顔、物静か、かわいらしい、思慮深い、優しい・・・・・・他にもいくらでもあるのでしょう。
そうですね、これら個性と言われるものをバランスよく表現出来るようになった時、強さに接近する事が可能なのかもしれないです、強さにはこういったものの先で出会う事が出来るのかもしれないですね・・・・・・だから、とにかく、ただ闇雲にテンパればいいってものではないです。
もう一つ、問題と共に在るのは避けられない事として、自分が上手く適応できるような考えを身に付けてゆく、というのも場合によってはあるでしょうか、これも身に付けた先では強い自分になっている訳ですね。
いきなり「強くなるぞーっ、おーっ！！」って言うのも、しんどいでしょこれ、まず無理ですし。

・・・・・・・これは文脈の違う話になってしまいますが、そして余談ですが、強さの元になる要素の一つには、自分は自分と思える事、というのもありますね・・・・・・だから少しずつそう思えるようになってゆくという事は、少しずつ強くなってゆくという事。