神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


くらーっとなる

2021年05月08日 09:50

今を楽しむには、目の前にある一つごとのタスクに意識を100%集中して、その行為を自分の元に引き寄せて、その時に感情も全力で伴いながら、喜んだり楽しんだり苦しんだり、そして最終的にその行為が完結した時、満足感や達成感を得る、という事を続ける。

今を楽しむ、楽しむには感情が不可欠、目の前の行為に感情ごと100%没入し続ける・・・・・・・・という事を続けていると、疲れる。

確かに、人はMAXの感情を発動し続ける事はできないのだから、一つのタスクが終了した時点で、それまで今を楽しむためにMAXまで高ぶっていた感情をクールダウンさせるのでしょうけれど、自然にクールダウンするというのは結構難しい事のように思います。

100から0へが、いつの間にか祭りの後の静けさ的に、高揚感から喪失感や虚脱感へ、100からマイナス100へ、高ぶっているというのは祭りにも近いのだろうし、それかテンパってる感じとかにも、人はテンパリ続ける事も出来ません、くら~っとなります。

達成感を感覚する練習とか、成功体験を感覚する練習とか、そういう場合にはいいと思うのですが、頑張って楽しもうと、頑張って充実させようとし過ぎてしまうと、あまり良くないように思います、最終的には双極に振れ幅が大きくなってしまう場合だってありますし。

100%の感情を伴って充実させ続けるのも悪くはないと思うのですが、ちょっと頑張ればできそうな事はサラッと自然と流れの中で、たいした感情も抱かない中で当たり前のようにこなしてしまったっていいのだと思います。

その方がキャパも拡がりやすいと思うのですけれどね、いちいち大袈裟にしない方がいい。

極端な事を言えば、敢えて病理の入り口に立つ必要はない訳ですし。

文脈が微妙にずれましたが。



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