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つらい思いをしている人に寄り添う時
2015年09月06日 22:46悩んでいる人に対して、自分が示した「優しさ」が、そのまま相手に「優しさ」だと感じてもらえなかったことって、経験あるでしょうか。
難しいですよね、相手の気持ちの在り様と、自分の発する言葉や行動が、ピタッと歯車が合わないと、優しさとは受け取ってもらえない事だってあります。
でも、それは無理もない事、相手は悩んで弱っているんですから。
弱る事は誰だってあります、たまたま、自分は今弱ってないだけですよね。
勇気をもらったと感じてもらえるのか、押しつけがましいと思われるのか。
励ましてくれたと感じてもらえるのか、ダメだしされたと思われるのか。
相手の為に何かアドバイスする時って、当然相手に少しでも楽になってもらおうという思いから、という事です。
相手の為に一生懸命考えて・・・、ここには自分の相手に対する想いも当然入ってくるんですが、思いが強ければ強いほど、自分の提案を受け入れてくれなかったり、実行してくれたんだけどうまくいかなかったり、何度も同じこと聞かされたりすると、相手に対して感情的になってしまう事もあるんじゃないでしょうか。
「もうっ、何回言ったらわかるの、だからこの前も言ったじゃん」みたいなのもそうですね。
だから、究極的には、人にやさしさを示そうと思った時には、すっごく理性的になるとか、自分の想いは完全に消し去るとか、そういったことが必要になってくるのかもしれません。
なんかね、僕の中での、こういった感じを象徴するものって、理想的なイメージの中での、おじいちゃん、おばあちゃんなんですね。
弱っている時に、やさしく、あたたかく、迎え入れてくれて、批判や拒絶はせずに、ほわっと支えてくれて、時々にこやかにほほ笑みながら、言葉をかけてくれる、そして気がつくと、なんだか気分が晴れて、元気になってきている。
こんな感じなんですね。
つらい思いをして悩んで弱っている人に接する時は、どうでしょう、おじいちゃん、おばあちゃんになってみる、というのは。
みんな、お互いさまですよ。
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