ふいに思い出し、湧き上がった怒りに戸惑う時。

怒りを伴う経験というのは、少しずつ少しずつ、徐々に薄れていって、最初は四六時中囚われてムカムカしっぱなしだったのが、他の経験を重ねることで、１日に１～２回になり、２日に1回になり、３日、１週間と、思いだす間隔が伸びてゆきます、元凶に会わないというのが勿論理想ですよね。
だんだん間隔が伸びてきた時って結構重要なのかなと思います。
せっかく他の楽しい経験もして、忘れかかっている時に、一人になってぼーっとしてたら、ふいにその時の経験を思い出してちょっとムカムカしてきてしまった。
こういう時は、一人でいない方がいいですね、一人でいれば思い出します、せっかく薄れてきた怒りが呼び戻されてしまいます、考えないようにと思えば思うほど、鮮明に思いだして、すぐにでも行動を起こしたい衝動に駆られてしまう事だってありますから。

怒りが薄れてきた時に、ふいに思いだしてしまったら、誰かを誘って、関連のないことをして意識を逸らすのがいいですね。
全く関係ないことをするのがいいと思います、せっかく薄れてきたのですから、元に戻さないように。

いつまでも薄れてこない場合は、向き合わなくてはいけないのかもしれないですね、負けない為に、というか勝つつもりで。