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ウイルスとの共存?
2016年11月13日 09:17ちょっと、前回の続きで・・・・・・人間は常にウイルスに感染し続けているからこそ誤作動し続けて、そのウイルスの正体というのは・・・・・・言葉・・・・・・・そして誤作動し続けるという事は、人間らしいという事。
じゃあ、その言葉というウイルスがなかったのだとしたなら、思考も芽生えようがないし、知恵も生まれようがないし、もっと言えば、地球上の生き物の中で、人間というのは、かなり弱い生き物なんじゃないだろうか。
牙やツノがある訳じゃない、他の生き物を圧倒する筋力や身体性もない、体毛もないから岩でこすっちゃったらすぐケガする・・・・・・・って想像すると、なんか弱すぎてすぐに絶滅しちゃいそう。
生き残り、繁殖し、制圧するには、他の動物にはない言葉というものが必要だったのですかね、思考・知恵・創意工夫も言葉によって生まれる訳ですから。
人間以外の動物は決まりきった記号的行動しかとらないのに対し、人間は言葉を得て自由を、自身で言葉によって思考する事で自由に行動する能力を得た、記号に縛られる事から、外部の刺激によって作動する遺伝子のスイッチに基づいた定型の行動から、解き放たれた・・・・・・のだけれど、言葉を受け入れるという事は、自由になる反面、進歩できる反面、どうしてもいらんことまで考えてしまう、言葉に縛られてしまう、葛藤・不安・恐怖・自分とは・生きる意味とは・・・・・ウイルスがネガティブな方向目指して活性化する瞬間。
言葉というウイルスと共存するしかない、というよりは、言葉というウイルスとは僕らを駆動させ続けるもの、自由意思を持たせてくれるもの、衝き動かしてくれるもの。
このウイルスがもしなかったとしたなら、記号的行動もしくは本能的行動をとるしかないのでしょうか。
僕らは、言葉によって思考する事によって衝き動かされている、言い方を変えるともしかしてーーウイルスによって駆動させらているーー言葉を支配しているようなつもりになっているのだが、実は言葉に支配されているーーというただの訳の分からない、ちょと思いついただけのファンタジーでした。
牙やツノという武器を手に入れた生き物、頑強な身体を手に入れた生き物、脳を発達させ知恵を手に入れた生き物・・・・・で、その知恵は何によって生み出されるかというと、言葉。
じゃあ、その言葉というのは、人類以前の時代から空気中にウイルスのように漂っていて、感染可能な生物が発生するのを、じっと待っていた・・・・・・な訳ないしっ!!
言葉というウイルスと共存するには、理性が必要なのでしょうか。
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