カウンセリング時に気をつけていること

相手から尊敬されたい自分、相手から一目置かれたい自分、相手から感謝されたい自分、相手より上に立ちたい自分。

一般の人間関係の中では、意識するしないに関わらず、普通に存在している想いです。
しかし、これをカウンセリングの場に持ち込むことは、どうなんでしょう、、、来て頂いた方にとっては有害でしかないように思います。

カウンセリングとは、ただでさえ密閉された空間で行われる訳ですし。
少しでも、上記のような想いに囚われてしまうと、操作的になったり、権威的になったり、暗示に走ってしまったりと。
その結果、カウンセリング終了後には、力はみなぎりながらも、なんとなく、視野が狭くなり、～～しなくてはならない、、、といった感じに。

だから、カウンセリングに臨む時には、上記のような想いから、距離をとった所にいるようにしています。

自分の日常から距離をとる為にも（いくらカウンセラーと名乗っていても、日常には問題や困難はつきものですね）という事なんだと思っています。

カウンセリングで何をするのかというのは、来て頂いた方のご要望に沿った事、それと同じくらい大切で気をつけなくてはいけないのは、来て頂いた方に少しでも有害と思われる事は決してしない、、こういった事なんだと思います。