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キャラと性格

2016年01月27日 09:15

「現時点で人から認識されている自分の性格」というものが、本来の自分の性格とは決して言い切れない場合も、ないこともないのかな、と、ちょっと・・・、いつにも増して歯切れが悪いですが。

「あの人はこういう人」と、コミュニティでも職場でも友人関係でも、そしてもちろん親からも、言われ続けて「あぁ、そう思われてるんだ~」が、いつの間にか「あぁ、自分ってそういう性格なんだ~」に変換されて、それを受け入れる、もしくは抗い続ける。
きっかけは、もしかしたら、各共同体の一員になりたての頃に発した、何気ない一言であったり、ちょっと気を抜いていた瞬間に投げかけられた言葉に対する、自分がとったリアクションであったり。
その時点で「あの人はこういう人」と認識されてしまうと、その後主張してその認識を覆えそうとする行為も、やればやるほど意図しない方向へ、という事もあります。
そして、抗う事を諦めて、割り当てられた違和感のあるキャラへ。

ーーーもしそこに違和感を感じるのならば、性格と思っているのは実はキャラでしかないのかもしれませんね、しかしそのキャラに満足しているのであれば、それはそれでいいのですがーーー

その共同体で受け入れられ続けるには、キャラを演じ続けるしかなかったりもして、これは、そう、文字通り自分の想いをころして、的な状態で。
ほんとの自分の想いを捨てて一生懸命キャラを演じて、ある時フッと疲れちゃったり、挫折したように感じたりした時に自分の内面に意識が及び。
「自分は空っぽ」「自分が分からない」「ほんとはどうしたいのか、分からない」こういった想いに至る事も、あるように思います、自分の想いは捨ててしまっているのですから、というか捨てざるを得なかったという言い方の方が適当なのでしょう。

適応するために、本来あったかもしれない、自分の想いのようなものを捨てて、頑張ってきたんですからね。
でも、これに気が付いたのですから、今までの頑張ってきた自分も否定しないで、この先に新たなものを築いていければ。

論点ズレズレで、非常に極端に書いてしまいましたが・・・・。
本来の気質や個性って、キャラとはかけ離れていたりもして、そこに違和感を感じるかどうかという事なのでしょうが。

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