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システムとしての恋愛
2019年10月04日 16:05入力出力共になし、境界の自己決定、廃棄物が新たな廃棄物を生むと言う再生産し続ける在り方・・・・・・・第三世代システムこそが恋愛の只中にいる二者の状態を最も上手く表すように思います。
愛を奏でる事を命題としたシステムとして密閉される二者、恋愛中の二人はそのシステムが作動し続ける為のファクターとなる、だからシステムそのものが主であると。
そのシステムを作動させる構成要素にお互いがなって、というのは俗に言う「愛の奴隷」となって。
二人はシステムの内部からしか自分たちの状態を確認する事は出来ない、というか確認などしようとも思わない密閉された二人だけの世界、だからこそ他人の意見などには一切耳を傾けないのですね「やめときな」とか言われれば言われるほどアツくなる。
入力も出力もないのだから、そのシステムはどんどん肥大し醸造されてゆくしかない、その結果としてその愛が成就する事もあるし、バブルがはじけるように一気に破綻する事もある。
破綻した後の元カレ元カノ、この状態の方が良好な関係を築ける場合もありますね、お互いが自律作動するシステムとしてカップリングが始まる、かつて一つのシステムとして作動した経験をもとにして互いを自分にとって心地の良い環境とみなす、様々なアドバイスもし合えるのでしょう。
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