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システムを支える人間

2016年12月23日 09:00

便利なものがさまざまに開発されて、古くはカード決済システムなんかもそうなのでしょうが。
現金を持ち歩かずに、カード一枚で支払いが出来るという便利な方法が考案されて、その決済の流れや仕組みとか、コンピュータ管理とか、そこに携わる人材とか、そういった大きなシステムが出来上がる、創出される。
消費者はその便利に思えるシステムを利用する・・・・
利用者が増えるに従ってシステムは大きく成長する、増殖する・・・・
随時新たな機能を開発しつつシステムを更新し利用者を増やし続ける・・・・
そのシステムの利用者が増えれば増えるほどシステムは撤退・消滅できなくなる・・・・
利用者にとって必要不可欠なものに成長する、システムに対する依存・信頼・・・・
利用者にとってシステムの撤退は自分の不便・不安・不利益に直結・・・・
システムを活かし続ける為には率先して利用し続けるしかない・・・・
そうやってシステムが大きくなればなるほど、そのシステムが人間生活を支える役割を果たしているのか、そのシステム自体を維持する為に、支える為に、人間が存在しているのか、どっちなのか分からなってくる。
動きだした大きなシステムを維持するためには、そのシステムを利用し続ける人間が必要、システムが自分自身(システム自体)を維持する為に人間を利用する、人間に自分を利用させる、どこかのタイミングで、システムが主で人が従、みたいな事が起きるのか、どうなのか、それとも共依存?
うごめくシステムを支える為だけに存在する人間・・・・・・こういう構造の行きつく先みたいなのはSF映画なんかでは実際にありましたけど、ちょっとこんな事を思いました。
思いつくままに書いたので結構テキトーな表現になってしまいましたが。

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