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シンゴジラ
2019年06月29日 19:11シンカリオンという名作がいきなり終焉を迎えてしまった、大した前触れもないままに物語りの未完結のままに。
やはり最も印象に残っているのは夢オチでしかなかったのだけれど、typeーEvaなのか、あと、もっともカッコよかったブラックシンカリオン・バーサーカーモード、様々な潜在性の宝庫が尻切れトンボと化してしまった虚しさは多分SSでも探ってみる事にしようかな、とか思いますが。
typeーEva、エヴァンゲリオン、庵野さん、庵野さんにはいつもいつも、どうしても魅せられてしまう、ああそういえばシンゴジラも素晴らしかった、最初から最後まで物語りは最高強度のメタファーとして
進行し続ける。
海洋に不法に投棄された放射性廃棄物、その環境に適応するべく進化した太古から生きながらえていた深海生物。
海、それは母なる海に、放射性廃棄物をそっと注入する、そこから新たな生物が発生する、これはなんだろうか、生殖、授精、人工授精に他ならないようにも思えてしまう、人類の壮大な科学実験の場としての深海、精子として選択された刺激物は放射性物質、そこで人工授精に成功して新たに生み出された生物は水の流れに沿って東京のど真ん中に出産される・・・・・・・あんまり書き続けるとあれだから、この辺にしておきますけど、でもやっぱりあと一つだけ、最終的にゴジラは東京のど真ん中で停止する、あの引きの映像の迫力はまるで新たな、大きな物語の誕生を意味しているかのよう、それももっとも分かりやすいベタな形での、大きな物語。
人類は新たな大きな物語りを求めて深海で人工授精を試みた、みたいな。
これは僕の超個人的な、こうだったら面白いなという単なる欲望、ファンタジーでしかありません。
しかしとにかくシンカリオンの打ち切りは非常に残念、朱雀萌えって結構いたんじゃないかな、とか思っているのですが、あと、しのぶ君や青龍もかなりの逸材だと思う。
シンゴジラはまた時間のある時に改めて観てみたい、僕にとっては大作。
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