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ネガティブフィードバック
2016年08月09日 09:04ポジティブ、ネガティブ、こういうのはなにか言葉が先行しがちというか。
人生のどこかのタイミングで、自分はネガテイブであると認識した瞬間に、その「イメージとしてのネガテイブ」というフィルターで内外を見るようにならざるをえないというか、そういう面も場合によってはない事もないようにも思わなくもない、です・・・・・と、いつも通り歯切れが悪い訳ですが。
肯定的な言葉を差し出され続ける、否定的な言葉を押し付けられ続ける、心理を扱う文脈で言われるポジティブストローク・ネガティブストロークみたいな環境に置かれているという事もあるとは思うのですが。
まあ、それはおいといて・・・・・僕は門外漢ですが、このポジティブ・ネガティブというのは工学系の文脈で語られる時には意味合いが全然違ってくる場合もあるようで、ポジティブフィードバック・ネガティブフィードバックと言い表されるそうですが。
それを人間の精神活動に(敢えて都合よく曲解して)グリグリと当てはめて考えてみた時、なんとなくしっくりくるのですが。
ポジティブフィードバック・・・・膨張・加速し続ける、勢いがついてイケイケに、イメージとしてのポジティブを纏いポジティブがポジティブを呼び込み行きつく先は破綻。
ネガティブフィードバック・・・・行動によって得た結果を随時フィードバックし内省や学習と共に自らのシステムを安定させ続ける。
ネガティブな要素に目を向けるというのは、自分を否定してしまう事にもつながりかねなかったりもして、そこを意識する事って勇気が必要だったりもします、だからそこに目を向けて「自分にはネガティブな部分がある」と考えられる人というのは既に勇気は持っている、とも言える場合もあるのかもしれません。
本来は、多くの人が見たくないであろう部分に目を向ける事が出来る訳ですからね。
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