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パラノイア的心性
2021年11月10日 19:42昔、カッコつっけたバブルの頃から言われていた「オンとオフ」をきっちり区別するというスタイリッシュ。
今はリモートワークも定着して仕事が生活の場に浸潤し、それが当たり前になり仕事と衣食住が、公と個が、社会と家庭が、区別しようのない中で。
これはどうなのでしょうか、幸せな事なのか、それとも嫌気や吐き気を覚えてしまう事なのか。
ドラッガー、ワーカホリック、アドレナリン依存症、公私の区別など必要のないダイナミックな生。
仕事に夢中になれる人や起業家、こんなのは当たり前の事。
夢中を味わい尽くして、流れる時間に没入し続けて、夢のような時間を味わい続ける・・・・・・・・・曲解すれば、浦島太郎とはそういうとても幸せな人生の物語りであるようにも思えます。
まあ、その人が何を大切に、というより何をしたい衝動を抱えているかという事ですが、社会活動、とりわけ仕事というのは、自分を試し続ける上で最も分かりやすいものなのでしょうし、趣味とか余暇とか、そんな概念は弾き飛ばしてしまう魅力を有している事は確かですね、時間が少しであれば新たな企画を考えるし、自分に必要な知識を入力しようとするし。
人生の全ての時間という事でなくてもいいですけれど、そのように過ごし続ける時期があってもいいし、それが自分の糧にもなる。
どんな事でもそうですけれど、経験した人が語る言葉には説得力がある、説得力というのは魅力であり深み、お金を持った事がある人が言う「お金が全てじゃない」という言葉の説得力に想いを及ばせるだけでも、これは分かる事ですね。
ところで、経験から言わせてもらえば、スマートな経営などない、苦悩と焦燥、ジレンマとパラドクス、極北と落としどころ、パラノイアとロジカルのせめぎ合い、全ては狂気の一歩手前だし、夢中とはそういう事、それが楽しかったかどうかと言うのは事後的にしか認識されないのだと思いますそれはもしっかしたら、浦島太郎のように夢中から這い出して、我に返った時なのかもしれません。
あと、パラノイアックな素養というのも必要なのだと思います。
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