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ホンネとかタテマエとか

2016年04月24日 09:37

ホンネやタテマエと言うよりは、なんだろうな・・・・・。
複数人が集まって会話している時、自然と発生した空気感に各人が合わせていくかのような。
主役はあくまでもその場の空気感であって、だから主従関係で言うと空気が主で人は従、人はその時空気を支える存在でしかない。
その空気感を壊さないように言葉を選択して発言し続ける、空気感が新たに選択されるべき言葉を生み出して、その言葉がまた新たな空気感を生成する、各人はその空気感を常に敏感に察知し続ける、これを延々と繰り返すという空気が空気を生成・言葉が言葉を再生産し続けるコミュニケーション方法、あたかも再生産し続ける事自体が目的かのような。
これは一体感や相互承認と言ったメリットはあると思うんですけど、神経がピンと一本張りつめたような感じにもなりますね、空気壊さないように注意深く言葉を選択し続けなくてはいけないですから、こういうの苦手な人は本当に苦手なのでしょうし、我慢して笑いながらもイライラしてたりとかね(じゃあね~って別れたとたんに顔の筋肉凝り固まってひきつり笑顔が貼りついちゃっている事に気が付くとか)。
各人の発言も、それは自分が思った事を言葉にしているという事以上に、その場の空気に沿った言葉を選択する事の方が重要視されたりね、だから発言はしたものの本当はそんなこと全然思っていなかったり。
みんなが空気に合わせて随時自発的に感情を設定したりという事も・・・・、極端に言えばですが。
でもね、相互承認の為には、大切な事なのかもしれないですよ、もしかして、たぶん、きっと。
大切な事なのですが、自分の人間関係全てがこれだとやっぱり疲れちゃいますから、どこかに空気読まなくていい人間関係があると、ホッとしますよね。
ホンネがどうとか、タテマエがどうとかいう前に。

なんかめんどくさいこと書いちゃいましたが、人間関係で疲弊しきってしまう時って、こんな要因もない事もない場合も、ない事もない、です。


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