ポンコツな自分

「自分はすごい、色々な事が出来る・・・・ような気がする」というような根拠のない自信のもとで、さまざな事をやってみればいい。
時には成功して喜びや高揚感を得て、でもなんとなく満足しきる事はなく。
失敗も経験して、それでも折れることなく根拠のない自信と共に、失敗を否定しつつ「あっ、今のはナシ」と。
そうやって何十年も生きていると、いつか何処かのタイミングで「あら？」と気がつく。
今まで根拠のない自信のもと、様々な事をやってきたのだけれど、もしかして自分には出来る事と出来ない事があるんじゃないだろうか、実はかなりポンコツなんじゃないだろうか。
この時にはさんざん色々な事を今までやってきてからの気付きですから、別に落ち込むことはない、負けたとかも思わない、ただ笑っちゃうだけ、自分なんてこんなもんだよなと、ある種の満足感と共に、サッパリとすがすがしく笑っちゃうだけ。
その先で初めて実感できるようにも思います、腑に落ちるように思います。
ーー自分は全く大した事がない、自分にできる事なんかたかが知れている、できる事というよりは、やらせて頂ける可能性がない訳でもない事、ただそれだけを大切に、社会と関わってゆければ、それだけで満足だし、それはとても有り難い事、自分は実は笑っちゃうくらい大した事ないーー
まずは根拠のない自信のもとで、なんでもやってみればいいのだと思います、いつかどこかのタイミングで「あら？」と思うまで。
やはり、なんらかの納得のもと、生きたいですしね。
僕は「あら？」と思いましたが、もしかしたら僕みたいに「あら？」とは思わない人もいるのでしょう、そういう人はそのまま自信に満ち溢れた中で何か大きなことをやり遂げてしまう可能性だってあるのかもしれませんし。