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リラックス効果としての生成の戯れ

2016年12月01日 20:55

自分の思考の内奥から湧き上がってくるうっすらとしたイデアのようなもの、それは郷愁を伴っていたり、ナルシス的な変容を被っていたり、なにかぼんやりとした、さまざまな色彩を伴ったもの。
そういうイデア的なものではなくて、自分の薄っぺらい意識上で生成される、これは、空想、ファンタジー、妄想様観念のようなもの。
生成されたものの効果として、その生成物が新たな生成物を生み出し、際限なくその再生成が自動的に繰り返される。
その、自分から独立した現象に意識を委ねているうちに、生成物と再生成物が、自分の意思の外側で戯れ始める・・・・・・という生成の戯れ。
輪郭のはっきりとした、しかし色彩の定かではない、生成の戯れ。
モノクロームの生成の戯れに、自らの意識を委ねるという経験は、それが陰性に振れない限り、リラックス効果があるように思います。
・・・・・・なんか意味が、よく分からんですが、多分、人間の意識などというものは、薄っぺらいスクリーン状のものでしかなくて、そのスクリーンをめくって奥を覗いてみると、そこには様々な観念が静かな呼吸を繰り返していて、自分の意識が陰性に振れている時というのは、その自分の思考に呼応するかのように陰性の観念がスクリーン上に滲み出しやすかったりするのだけれど、できればそういう時は、自分の意識上で敢えて陽性のファンタジーを生成してみると、それが呼び水となって、ファンタジーが新たなファンタジーを再生成して、陽性が増殖しだす場合もある・・・・・・・という事を言いたいのかもしれないです。

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