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不気味の谷?
2015年12月12日 21:41技術が進歩して、ロボットが人間っぽく作られるようになっていくと、人はロボットに対しどんどん好意的になっていくが、それが進むと、ある時点で突然強い嫌悪感に囚われる。
人の外見や仕草と見分けがつかなくなるとーー人に近いーーロボットは人にとってーー奇妙ーーに感じられ、親近感を持てない。
・・・・不気味の谷と言われるグラフ。
人に接していて、これを連想する事があります。
当然、日常生活の中でということですが。
要求や欲望を携えて接近してきた人物に対して。
要求を通したいという事は、装い、全身を緊張させ、こちらの言葉を聞き逃すまいと精神を集中させ、作り笑顔を貼り付かせ、時には無表情に瞳孔を開き、通常の会話における人の自然な仕草というのは微塵も感じられず、しかし要求を通すために思考だけはコンピュータ(ロボット)並みの速度で働いている。
自然な仕草から乖離したような人間離れしたところと、思考スピードのコンピュータ並みの処理速度が、不気味の谷に近いものを連想させるのかな、なんて事を思ったりもしています。
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