神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


不適切な評価

2016年06月01日 09:28

悲しみ、怒り、孤独、無力感、理不尽さに長く直面している時、ただ励まされたからと言って、叱咤激励されたからと言って、そうそう動けるものではない、と思います。
正当に評価されないという事は気力を削がれる、人から動こうとする力を奪う、こういった場合も多々あるんじゃないでしょうか。
適切に尊重される事、適切に評価される事、適切に認められる事、適切に感謝される事、とても大切です、それによって動こうという衝動が湧き上がってくるんですよね。
ーーご自身を取り巻く環境の中でいつの間にか病んでしまう、とも言えるのだと思いますがーー
いつしか誤った評価に抗えなくなってきて、その誤った評価を受け入れざるをえなくなってしまっているという事もありますし、抗い続けながら腹を立てているという事もあります。

新たに適切に評価され続ければ、そしていつかそれを受け入れる事が出来れば、力が湧いてきます。
今の環境の中で受けている誤った評価なのでしょうから、まずは、ご自分を取り巻く今の環境の外に、それを求めてもらうのがいいです。
今の自分である事にも、きちんとそれなりの原因があるんですね、だから、・・・・新たに適切な評価を受け続ける事によって視界は大きく開けますから。
「あれ、自分ってほんとはこういう自分なのかも」と思えるようになる事もそうです、自由な選択の素とも言えますね。
自分を責めてしまうACにしたって、そう思いこまざるをえない環境だったという事ですし。
環境や関係性の中で病む事もある反面、他の環境で元気や自由を得る事も十分にありますから。

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