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人と関わる中で自分をアゲる

2017年09月05日 09:24

動いた方がいい事は分かっているのに動けない、という事は、ある。
動いた方がいいというのは分かっているのは、それは頭で考えて分かっている事であって、だから理屈の部分ですね。
僕らはどうでしょう、理屈だけで強靭な意志の元、行動出来る訳でもないですから。
頭では、理屈では分かっているけれど動けない時、なにが自分に作用しているのか・・・・・・・それは、感情なのでしょうね。
動く事は億劫だし、緊張や不安も伴うし、今の自分の日常には存在しない新たな事というのは、たとえその先で自分が今より良くなるであろうことが予想できるのだとしても、やはり緊張や不安というのは出来るなら感じたくはない。
この感情の部分というのはかなり厄介だったりもして、ギリギリまで、状況がどうにも立ち行かなくなるまで追い込まれれば、嫌でも動くかというと、そういう訳でもない、逆にネガティブな方向に向かってそのまま突入してゆくしかないケースもありますし。
動くのを邪魔する億劫さ、緊張や不安を払しょくするには、アゲてゆくのが一番なのかもしれません、それも無理やりではなく、自然と徐々に特に意識しない中で素直に感情が理屈とリンクしてゆくように、それにはまず自分以外の人と話す事、話し続ける事、リラックスして出来れば笑いながら、まずは「こうなったらサイコー」くらいのゆったりした所から。
無理に一人でアゲようとしても、焦燥感が際立って自分を追い込む事にもなってしまいますから、そこではまた別の緊張や不安が待ち構えていたりもします。
自分の感情を自分自身でコントロールする事というのは本来は至難の技、もし成功したとしてもそれは、リラックスを伴ったポジティブなものではない、だから、人からアゲてもらうのが一番自然でいいです。
まずは、動いた方がいいと言う事が分かっているだけでも、それは大きな一歩ですし。

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