何処へ向かうのか

自分の生きてきた今までをふと振り返って、確かにそこには様々なイベントがあった訳だけれど、その中のどれに懐かしさを感じるかというと、少年期や青年期ではないのです、その辺りというのは無理やり引っ張り出してくるイメージ。

懐かしいそして楽しい、やはり社会に出てから、というのは自分が取り敢えず一人前の顔をし始めたのちの、遊び、恋愛、結婚、浮・・・・・じゃなくて引っ越しとか、あとは旅行や夢中になった趣味、こういうものには対して懐かしさを感じない、やはりというか何故かというか、懐かしさイコール仕事、それも起業のいくつかに非常に懐かしさを感じてしまう、そして今これらは勿論事後的な感覚として、本当に楽しかったと認識される。

結局はもしかしたら、社会の中で自分を試し続けている状況、これは最も懐かしくそして楽しかったのかもしれません。

ただ、それもこれも今に至る過程のほんの通過点なのでしょうし、振り返ってばかりいてもいい事は一つもない、誰もがまだまだ途上なのだともいます。

途上、今が途上なのだとしたら、これから何処へ向かうのか、最終的に何処へたどり着くのか、そもそも明確な目的地はあるのか・・・・・・・・・これは、誰でもそう、本人には皆目見当がつかないのです。