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依存 つながり

2021年04月21日 16:45

人格障害とは言わないまでも、依存という癖(へき)を持ち合わせた人というののターゲットとなりやすいのはやはり、真面目で几帳面、責任感が強く人当たりの柔らかい人、というのが代表格。

癖に大きな快を覚え続けた先で人格障害に格上げされるケースも勿論ありますね、脆弱な自我を他者に支えさせたり、通常成熟者は自分の感情は自分である程度処理する訳ですけれど、依存者は他者を使う事で自分の感情を処理する。

人というのは孤立の中では自己が成立しないという矛盾した一面も持ち合わせているのですから、要は他者と関わり合う事で自己を成立させる存在、他者と関わり合う事で自分をし確認し続ける存在。

お互い、個が、他者と関わり合い続ける事で自己を成立させる、だからそれは一つには、緩やかに依存し合っているという疑いようのない事実。

ただそこには一つだけ譲れない条件があって、依存し合うそれぞれが恒常性のもと自律作動し続けている事、ある程度は成熟に向かっている事。

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