
神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
光が消えた時
2016年08月28日 20:54「もう、消えてもいい」「自分なんか、なくなってもいい」
今まで生きてきた中で、そんな事は一度も思った事はなかったのに、こういう想いがふいに湧き上がってきてしまった。
あくまでもーー今まではこんなふうに思った事はなかったーー初めての感情であるというのが前提ですが。
良かれと思ってやってきた事、頑張ってきた事、自分の価値観で行動してきた事・・・・・・・・・等々、希望が想いが、光が消えた時。
喪失感や無力感や後悔の念に苛まれている時という事なのかもしれないですね。
自分なりに考えてみても、なかなか出口は見つからなくて、嵌まり込んでしまって、そうなるとより一層悪い方に考えてしまうというのは自然な事ですし、過ごしてきた年月に価値がないように、意味がなかったように、取りこぼし続けてきてきてしまったかのようにも思えてしまう。
今まで、なにかを抑え込んで頑張ってきたはずです、だからこそ今の場所までこれた訳で、もし抑え込んで頑張ってこなかったとしたなら、多分今の社会的立場であったり、今の環境にはいられなかったはずです。
ほんとに、真面目な話、全く別の人生を歩んでいた可能性だってある訳ですし、自暴自棄になっていた可能性だってあります。
歩き続けながら少しだけ振り返る事を繰り返すのがが合っている人もいるでしょうし、少し休憩してまた前を向く力をたくわえる事が合っている人もいるでしょうし、じっくり内省して新たな考えを取り入れる事が合っている人もいるでしょうし、エネルギーを充填し続けて歩き続ける事が合っている人も。
多くの場合、これらを感情の変化に合わせて混合させるのが安心や勇気や自信につながる訳ですが。
まずは「もう、消えてもいい」「自分なんか、なくなってもいい」という想いが消えるように。
でも、その想い自体も、頑張ってきた自分の中から湧き上がってきた想いである事には違いないのですから「そんなことを考えてはいけない」と頭ごなしに否定してしまってはよくないのだと思います、一人でその思いと共に在るというのは堪え難いことですから、信頼できる人に寄り添ってもらって下さい。
・・・・・・・でもほんと、自分の感情の変化に自分で戸惑ってしてしまいますよね、余計に不安も増幅してしまいます、こんな事は今まで考えた事もなかったのですから。
ボタンを一段かけ直すとか、歯車の大きさを少しだけ変えるとか、そういうニュアンスなのだと思います、今の想いを大切にしながらも、そういう気持ちに徐々になってゆけるように、少しづつで、大丈夫ですから。
—————