神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


分析プレー 解釈プレー

2016年07月06日 09:16

・・・・・ちょっと、先日思った事を書きます。
分析や解釈をして、原因をしっかり把握した上で、新たな行動を起こす。
こういう流れもいいのだと思いますが、なにもこれだけが全てではない、ように思いますーー解釈だって仮説の一つですから、いくらだってありますしねーー。

どういった理論を使うのかにもよるのでしょうが・・・・・・
分析っぽい事というのは、一つ間違えると相手の精神を暴力的に解剖する事にもつながってしまう。
解釈っぽい事というのは、一つ間違えると相手にレッテルを貼る事にもつながってしまう。
そう考えた時、解剖されてレッテルを張られた挙句に、さあ新たな考え方を取り入れて、これを治しましょう、あれも治しましょう、ハイッ、心機一転さあどうぞぉ・・・・・・なんて思えるのかねこれ、ちょっと疑問、これじゃあ敵なんだか味方なんだか分かんないし。
だから情緒的な対話を重ねる中で、少しずつ腑に落ちるキーワードに出会いながら、徐々に行動出来るようになってきて、そのタイミングで分析や解釈というよりは「今までの流れを断ち切るためには〇〇に気を付けながらやってみようか」こういうところから入った方がよっぽど有効な場合もあるんじゃないのかな、と思います。
その上で「どうして自分は・・・・?」という思いが湧き上がってきた時に、その人に合った効果的な解釈を対話の中から導き出せばいいんじゃないでしょうか。
分析や解釈って、攻撃や破壊や防衛の為に行うみたいなところもありますしね、だからその人を苦しめている環境やストレッサーに向ける分には、非常に有効であったりします。
あと、その人に対して用いる場合は、その人の正当性を証明するのに効果的です。

—————

戻る