初夢

駐車場で、長年乗った車を前に、買取業者さんと話していて。
話がまとまって、車を買いとってもらい。
去ってゆく業者さんと車を見送って、振り向くと。
そこには、本当はもう車はないはずなのに、なぜか中古の白い軽自動車が停まっていて。
僕は、何の疑問も抱かずに、その軽自動車に乗り込み、気分よく出かける。

これが、僕の昨年の初夢です。
そして、現在、実際に長年乗った車に少し不具合が出て、修理するのも面倒だったので買取業者さんに売って、知り合いに中古の白いホンダライフを見繕ってもらい、乗っています。
これ、白い中古の軽と指定した訳ではなく「何でもいいから、ある程度乗れそうなの一台探して」と頼んだ結果なんです。
初夢を思い出したのも、最近なんで、全て意識せずにやったんですけど。
気が付いてみれば、初夢が、完全に実現しているという結果になっていまして。

そして、今年見た初夢は、というと。
小高い丘に、ペラペラの紙でできた、平面の家が数えきれないくらいの数、ひしめいていて。
その全ての家は、陽炎のように、ゆらゆらと揺れていて。
僕は、その中の一件の家の前に立ち「次はこのお宅の方だな」と何かを確信し。
その家の前で、扉が開いて誰かが出てくるのを、じっと待っている。
という、非常に興味深い夢を見ました、もう、一切の解釈も必要ないくらい。

来年の今頃、またここに書かせてもらおうと思います。
なんか、わたくしごとの向こう側にすごくふさわしいような気がしてます。