
神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
動けない、重力に逆らえなく感じた時。
2016年02月05日 09:26陰性の状態が続いている中で、それでもなんとかいろいろと考えを巡らせていると、だんだんと思考もぼやけてきて、体を動かすのもおっくうになってきてしまう事もありますね。
動きたくても動けないというより、動くという事自体に意識が及ばなくなってしまったり、重力に逆らう気力すらなくなって、起きていられなくなってしまう時もあります。
そういう時は、まずはきちんと対処しながら、ゆっくりと心身共に休めて下さい、保護の中で安心感と共に(この環境に入る事は周囲の理解がないと難しいのですが)。
そうしているうちに、少し思考もはっきりしてきて、動くという事にも意識がいきかけてきたように感じたら、まだ焦ってはいけないのだと思います。
焦らずに、少しずつその気持ちを確認しながら「動けない」という気持ちと「動きたい」という気持ちが同じくらいのレベルに達したように感じた時。
まずは、無害な他人と少しだけ接っしてみるというのもいいと思います。
苦しみを理解してくれる人、理性的で優しい人、一緒にいて一切傷つく事がないであろうと予測できる人、気を遣う必要のない人。
外界と再接触する第一歩ですからね、慎重にした方がいいです。
別に、そんなに話さなくたって、ため息だって、ベソかいたって、少しだけフッと笑うだけだって、何でもいいのだと思います。
大切な第一歩ですから・・・・、そこをきっかけにして二進一退くらいでですね、一瞬気力が萎えて一進一退になってしまっても大丈夫なんだと思います、少し休んでまた一進すれば。
取り巻く環境がそれを許さないケースも多々ありますが・・・・、すごくつらい思いをしているのですから、少しずつです。
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