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北海道の立派な青年

2018年09月07日 09:49

北海道関連のニュースの中でのインタビュー、その方が画面に映し出された時僕は20歳前後の男子という認識を最初に、迂闊にもしてしまったのですが、それは僕の見誤りである事に数秒後に気が付きました。
まだ見つかっていないご家族がいるそうで、涙をこらえながら一生懸命報道陣の質問に答えている姿に、勿論その映像を見させて頂いている僕らは涙する訳ですが。
迷惑ばかりかけてきて、今どうにかなったら悔やんでも悔やみきれない、申し訳ない、という趣旨の事も話されていました。
報道陣に囲まれる、カメラやマイクを向けられる、そのカメラやマイクの向こう側にあるのは社会、その映像はテレビを通じて多くの視聴者に、というのは社会全般に流され認識される、だからその事実は、その一人の青年は社会に向かって自分の言葉で悲しみをこらえながら一生懸命話している、という事。
自分がその年代の頃、そんな事ができただろうかと考えてみても、多分、絶対に、無理だったと思う。
その方は男子ではなく、立派な青年・・・・・・悔やんでも悔やみきれないとおっしゃっていた、申し訳ないともおっしゃっていた、勿論そなのでしょうし本当に辛いと思うし今は何も考えられないと思う。
今はまだこれを言うのは早過ぎる事は承知していますが、報道にたった一人で取り囲まれて、それでも自分の言葉でしっかり対応した、社会に対して自分一人で立派に対峙した、すごい勇気、この事実は間違いなくその青年を育ててこられたご家族の大きな誇り。

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