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呑み込むしかない言葉

2017年03月31日 21:57

たぶん・・・・・男性が男であろうとする時、のど元まで湧き上がってきた言葉を必死に呑み込まなければいけない場合もある、のだと思います。
ほんとは駄々こねたり、キレたり、退行したり、そう出来てしまえばどんなに楽だろうか、そうする事によって責任を押し付けてしまえればどんなに楽だろうか、と思ったとしても、その衝動の寸前で踏みとどまる。
踏みとどまる理由は、責任、背負っている大きな責任、それは自分に対しての責任も含めて。
場合によっては「男であれ」と、それは多少暴力的でもある言葉によって、男らしさの極に追いやられているケースもないとは限らないのですが。
そんな場合でも、その不条理すらも呑み込んで立ち続けようとする、進み続けようとする、それが自分の為であるとか、そんな生ぬるい言説とは関係なく、そんな言葉はもう、とっくに振り切ってしまったもっと向こう側で、それはたぶん責任の為に・・・・・これは責任を強く求められ過ぎているというケースもありますが、だから、ほんとはちょっと追い込まれ過ぎの場合もある。
こういうのは、なんでしょう、やっぱり「男は・・・・つらい」というフレーズが脳裏をよぎってしまいます。

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