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哀愁の小さな点描

2021年11月17日 19:57

サザンオールスターズはふぞろいの林檎たちで使われて、あれはバブル時期の落ちこぼれ大学生を描いていて妙に共感しながら釘付けになっていた、自分の学生時代と完全にダブる、栞のテーマなどは今聴くと哀愁の小さな点描に吸い込まれる不思議な感覚に陥ります。  

懐かしさはあるけれど悲しくはない、胸が締め付けられると言う事は、ない。 

悲しくなって胸が締め付けられるという事で言うと、これもまたリアルタイムで感嘆し続けた金八先生、海援隊の贈る言葉は勿論ですがスタートラインと人として特に「スタートライン」はいつ聴いても瞬時に閉塞の昭和的中学校生活に引き戻されてしまう。 

ここで言う閉塞というのは規律でがんじがらめにされる身動きの出来なさという心地の良さと言う事です。高校受験が終わり、解放感に包まれ、当時の先生の説教はやはりどうしても金八先生に寄せて行ってしまうしかなかったのでしょうけれど。 

高校受験が終わり規律から解き放たれ、無理やりスタートラインに押し出される、庇護を放棄され思いもよらない自立を強要され途方に暮れ...心細さに打ち震え・・・・・・・・。

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