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壁を切り崩す開かれた対話
2016年03月19日 09:36人とつながること、人から認められること、立ち位置を確保すること、愛を循環させること、一体感を得ること・・・・・、さまざまなことによって自分を保ちます。
もっと言えば、そうする事でしか通常は自分というものは保てないのだと思います。
そしてときに人生の一時期、均衡が崩れる事態を迎え、大きな現実的な事に直面して苦悩している自分、葛藤・暗中模索している自分、という自分を認識する事でしか、自分を保てなくなる時もあります、誰にでも起こりうる事ですね。
苦しいですが、その苦悩する自分というものが自分の存在そのものであると認めることによってしか自分を保つ術がないといった状態です。
精神的に外界を遮断するわけですから、循環は生まれませんね、自分で自分を保つ方法の唯一の方法なのかもしれません。
でもこれは、ギリギリ投げださなかった自分というものが存在するからこその、勇気ある受容です。
直面する・対峙するという事には大きな勇気が必要なのですから。
それは、本当に勇気のある存在という事、その勇気があるからこそ、自由度のある対話によってーーーラベリングし、不安をあおり、型にはめ、緩やかに強制する、このような事態の反対側に存在する、自由度と固有性を保障された忌憚のない開かれた対話によってーーー壁を徐々に切り崩してゆけるのですね。
ややこしい書き方になってしまいました。
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