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外国の安いお菓子
2019年01月18日 11:40外国のお菓子、と言っても高級なものではなく100均とか雑貨屋さんとかで売っている超庶民的なお菓子という事ですが、買い物ついでに見かけるとつい買ってしまう。
色々な国のお菓子が安く輸入されていますけれど、僕の場合はヨーロッパ方面から輸入された庶民的お菓子に目がない、先日もスペインの板チョコとウクライナのチョコレート菓子を買ってしまいました。
これはもう、味がどうこう言う前に、というか美味しいかどうかという事の枠外で、無条件に食べてしまう、咀嚼して嚥下してしまう、味わいがというよりただ単に、とにかく、なんだろうこれは、嬉しいという言葉が最も近いようにも思います、ただ実際に不味いという事は決してなくて、僕は勿論とても美味しくいただいております。
日本の駄菓子とはちょっと違う、多少粉っぽくはあるものの、そしてケミカルさも皆無であるとは言い切れないものの、ストレートにシンプルに迫ってくるフレーバー、味、オイリーさ、分かりやすい美味しさ。
懐かしさを感覚します、それは実際に自分が子供の頃に味わった経験を思い起こすという意味での懐かしさではなく、子供の頃にイメージしていた理想的なお菓子の、味、という懐かしさ。
こんな味のお菓子があったらいいのに、もくくはよかったのに、という心的現実としての懐かしさ、これは問答無用の強度の塊としての懐かしさ、だからこそ咀嚼し味わった瞬間に湧き上がってくるのが、美味しいという感覚ではなく、喜びなのでしょう、ただ本当にまずい訳ではない、僕の中ではどんなお菓子よりも美味しいと感覚しているはずの・・・・・・もちろん元々がヨーロピアンコンプレクスのようなものを持っていますから、ヨーロッパで生産された手ごろな価格のお菓子、というだけで解離してしまっている事も事実ではあると思いますけれど。
この間100均で偶然目にして買ったウクライナのチョコレート菓子は僕の中では本当に美味しかったです。
人に勧めると一応食べてはくれるのですけれど、何故か多くの人は日本の板チョコやチョコレート菓子の出来の良さを語る、それはそれで、まあ分かる、でもこれはそういう事ではないのですね、美味しいの向こう側にイッちゃっている嬉しいという、童心的な感覚。
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