夢や希望

最近ちょっとだけ思う事。
夢や希望を持つという事は、その夢や希望に向かって行動を開始するという事にもつながって、もしそれが叶えばいいのだろうけれど、そこには失敗や挫折を経験する可能性だってあって。
その挫折はもしかすると絶望につながってしまうのかもしれない。
夢や希望が一旦断たれる訳ですからね、まあ、また何度でも立ちあがれば・・・・という考え方も勿論ありますし、この文脈はナルシシズムに基づいてさまざまに語られます。
逆説的ですが、夢や希望を語らなければ、絶望とも無縁でいる事ができる。
うーん、なんとなくこれも否定できないとうか、そういうゆったりとした生き方があってもいいようにも思わないでもないです。
夢や希望というのは、不安を覆い隠すという目的である場合もあるし、だから、もしかしたら何か他のもので不安を覆い隠す事が、健全にできるのだとしたなら、それでもいいような。
じゃあ、何で覆い隠せばいいのか？
・・・・相互承認、自己肯定感、適切な自己愛、自分を受け入れるとか、でも諦めと共に受け入れるという事になるとなんにもならないし。
なんかあれなんですかね、夢や希望を持てと、何か大きな事に成功している人からメッセージが発せられる事が多いように思います、で、メッセージを受け取る方にしてみると成功の確率はごく僅かである事には無意識的には気が付いていて、ちょっとシニカルな視点に偏りがちになってしまうというか、でもこれは無理もない話で。
世間から一流とか成功者とか認識されている人から「みんな、夢を持て」とか、勿論そういう方もとてつもない努力をなさった上で幸運にも恵まれて、才能もあって、という事なのでしょう、だから尊敬の対象である事には違いない訳ですし、多くの人にとって希望の星なのですね。
でも尊敬の対象であるという事は、そこに明らかにメッセージを発信する側と受け取る側の温度差のようなものがないとも言い切れなくて、まあ、メッセージを受け取った中の少数の方は「よーし、自分もああなりたい」と思えるのかもしれないですけど。
そうですよね、社会的成功者と認識されている方からのメッセージであればあるほど、その発信者と同じようにーーでっかい夢ーーを持たなければいけないように錯覚してしまう、という事もありうるのか。
夢に向かうって、全力でキレッキレのイメージもなくはないですし、走りだしたらノンストップ的な事も、あぁ、それってちょっとしんどかったりもするかもしれないですね。
なんか、文章の流れが、なにを言いたいんだかよく分からないことになっていますが。
だから、じゃあ、あれか・・・・でっかい夢や希望を持つのがしんどい時は、というか多くの場合しんどいのだと思いますが、随時目の前にある出来事をフツーに、そして時々ちょっと頑張ってこなし続ける・・・・・でもこれって多くの人がこんな感じで生きているわけですよね、そしてそんな中でも自分なりの充実感や楽しみや拠り所を、人それぞれどこかに見出している（それも夢や希望のひとつ）。
すいません、なんか結局当たり前の事を書いてしまいました。
夢や希望を叶える為の学校や資格的なものもさまざま用意されているようですし・・・・そういったシステムから発せられるメッセージである場合もあるのでしょうか。