神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


屈辱的な言葉の数々、という凶器。

2016年03月02日 09:19

ほぼ常にと言ってもいい状態で、頭の片隅に付いてまわる、投げつけられた数々の屈辱的な言葉という有害な異物。
気を紛らわせていないと、その一言一言を事細かに全て思い起こしてしまい、怒りに打ち震える事もあるでしょうか。

衝撃が大きいほど、薄れるには時間がかかります。
物理的な時間の経過も勿論ですが、日々の情緒の積み重ね、怒り以外の経験の積み重ね、という心の時間を進める為に新たな経験を重ねることも。

もし話す事が可能な精神状態なのであれば、まずは話す事です、何度も何度も、その中から見えてくるものもたくさんあります。
身体が有害な異物を吐き出すように、何度でも心の中から吐き出す事です。
苦しいことですが、一人で悶々とするよりは、その方がいいです。
一人で悶々としていたら、肥大して余計に苦しくなりますし、行動化に焦点が当たることだってあります。
何度でも話して、理解と共に自分の経験に取り込めそうに感じてきたら、その経験に意味を持たせるためにも、暖かい自分を表現して下さい。
その為には、暖かい人と時間を共有する事も大切なのだと思います。

少し特殊な状況ですが、そういった渦中にある方、負けないで頂きたいと思います。


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