神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
強制的に人と接してみるのも
2015年08月31日 21:07人は、自然と人と話すようにできてるんでしょうかね。
言葉がありますからね、だからこそ逆に密閉された空間に2人でいて、そこに会話がないと、孤独を感じたりもするのかな。
常にしゃべっていたい(存在を確認し続けたい)生き物なんでしょうか。
人がいれば、その時はその人に話しかければいいんでしょうけど、話しかける人がいなくて自分一人の時って、自分に話しかけちゃったりしません?
独り言って意味じゃなくて、妄想とか自問自答とか、自分の思考の中で。
ぼ~っと一人でいる時だって、ほんとに何にも考えないでいるかといえば、そうでもなくて、過去の経験とか、その時の感情とか、そういったものが何か別のものをうっすらと引き連れてきたりとか。
楽しい妄想は別ですけど、自問自答ってどうしても、あんまりいい事は自問しないですよね。
「そうだっ、自分は最高だ、あれもよかった、これもよかった、ん~っナイス自分」とはなかなかならなくて「なんであんなこといっちゃったんだろ」とか「自分はいったいどうしたいんだろ」とか、なんかすぐには答えの出ないような事を、延々と考え続けてしまう。
そういう時間も、とても大切ですけど、あまりにも混沌としてきてしまいそうな時は、ちょっと外に出てみた方がいいですね。
コーヒーショップの店員さんに、コーヒー注文して、ちょっと笑顔を向けられるだけでも、全然気分は違ってきますしね。
自問自答するという事は、自分の思考の中にどんどん入り込んでいって、外界から自分を遮断するといったような事になる場合もあるので、それを断ち切るには、敢えて自分から外に出て、強制的に人と接してみるのもいいと思います。
張りつめていたゴムが少し緩むように感じるんじゃないでしょうか。
・・・ほんとにね、自分の事について自分一人で考えるというのは、なかなか至難の技だと思うんですね、一人で部屋で(閉じた空間の中で)考えるよりは、人が少しざわついているような場所で、うっすらと考えた方が多少なりともいいんじゃないかな、と思います。
煮詰まりすぎないためにも、ですね。
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