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復職にあたって

2017年01月30日 08:19

調子を崩したのちに復職する時というのは、やはり大きな葛藤が、大きな不安が、湧き上がってもきますね。
基本的には職場のマニュアルに沿って、という事になるのでしょうが、そしてそれは復職者の立場に立った、復職者の気持ちに寄り添った、きめ細かい対応についてのマニュアルである事には違いないのですが。
そのマニュアルに対してクールなイメージを抱いてしまうというのは、やはりそれはマニュアルであるがゆえ、致し方ない事ではあるのですね。
情緒的には、どんな声をかけられるのか・・・・・・・Welcomeが過ぎても・・・・なんだし、戻ってきてくれて助かると言われ過ぎても・・・・なんだし、無理しないように少しずつでいいからと言われ過ぎても・・・・なんだし、忙しいからすぐ全力でいけって事は絶対にないにしても・・・・・とにかく、自分が調子を崩した場所に戻る訳ですからね・・・・・・大きく揺れ動き続けてもしまいます。
乗り越えるしかない事には違いないのですが、期待され過ぎてもその期待に応えなくてはいけないと自分を追い込んでしまうし、歓迎され過ぎても逆に休んでいた事を申し訳なく感じてしまうし、無理しなくていいと言われてもなんか孤立しそうで寂しく感じてしまうし。
復職前後の気持ちの整え方というのは、かなり慎重さが必要な事のように思います。
復職直前、態度や行動では気丈に振る舞っていたとしても、胸の内では不安が渦巻いている事もありますしね・・・・・・職場の中でも、外部でも、どちらでもいいですが、情緒的な100%の理解者というのは間違いなく、不可欠なのだと思います。

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