神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


怖いと感じる夢に解釈を

2014年12月07日 09:33

今の仕事を始める時に、さあ場所をどうするかと思い、以前の仕事で使っていた座間の賃貸スペースと、藤沢の実家のリビングの二か所でやろうと結論し。
藤沢の方は、元々余計な物は何にも置いていない、こぎれいなリビングだったので少し掃除するだけでよくて、結構楽だったんですけど、問題は座間の方で。
買取業者さんに来てもらって、不要なものを全部引きとってもらって、その後ほとんど年末の大掃除3回分位の事をして何とか形が整って。
その時すでに、数日後に紹介のお客さんが座間で入っていたので、ぎりぎりのタイミングで、少しほっとしたんですけれど。
カウンセリングルームらしい体裁が整い、明日お客さんが来るという日の夜、いつものように寝たんですけど、多分寝入ってから2~3時間経った頃だと思うんですけど。
今までに見た事がないくらいリアリティのある夢を見まして。
どう言う夢かと言うと。
僕がベットで寝ていると、玄関のカギが開いたままになっていて、その扉を開けて、すごく細長い体型でシルクハットをかぶって、懐中電灯を手にした、シルエットだけの男の人が、そーっと音を立てないように、階段を上がってくるんですね(でも、服のこすれる音や、微妙な足音や息を殺している感じなんかに、すごくリアリティーがあって、あまりの恐怖で、とにかく見つからないようにしなくてはいけないと思い、布団をかぶって息を殺していたんです。あまりにも現実感を伴っていて、本当に知らない人が入ってきたんだと、夢の中では認識していたんだと思います)
そして、布団の中で様子を伺っていると、その細長い人は僕の寝ている部屋の前を通り過ぎ、おもむろに懐中電灯をつけて、カウンセリングスペースにする予定のリビングを確認しだしたんです。
一通りガサガサやって確認し終わると、何かを納得した様子で、懐中電灯を消して、リビングから出て、また僕の寝ている部屋の前を、足音を忍ばせてそ~と通り過ぎようとして。
僕は何となく怖かったんですけど、その人を帰してはいけないような気がして、勇気を出して「まって、ここだよ」て叫んで、それはちゃんと言葉になっていたかどうかわかりませんが、その人がこっちを振り向こうとした瞬間に、目が覚めました。
これって、何の解釈もしないと「昨日すごい怖い夢みてさあ」で終わってしまう話なんですけど。
僕の解釈としては、ここではあまり長々書くのもどうかと思いますので大雑把にですけど、今の仕事を始めるまでに、本当は自分は何をしたいのかとか、本当に夢中になれる事は何か、みたいな事について、割といつも考えていたんですけど、中々答えが出なくて、そんな中でちょっとしたきっかけや流れから、思うところあって、最初は紹介者だけを対象にカウンセリングを初めて、資格を取って有料にして、座間の新しいルームで装いも新たに、という時に見た夢という事で。
この細長いシルエットの男の人は、僕の中のどこか意識の届かないところにある、本当になりたい自分を知っている人で(要は自分の本質部分なんですけど)、僕がカウンセラーとしてちゃんとやれるのかどうかを確認しに来たという事なのかなと思います。
そしてできれば、やっと見つけたんだから、しっかりやって欲しいと。
それでなければ、僕がその人を呼び止めたり、それに応じてその人が振り向いたりという事の理由がわかりませんから。
と、まあこんなような勝手な解釈をしてみたんですけど。
この解釈をした後、全然怖くなくて、すごくすがすがしくて、晴れやかな気分になった事を記憶しています。
結局、通常の精神状態の時にみる夢であれば、怖く感じる夢って、きちんと解釈すれば怖くも何ともなく、自分に自信を与えてくれたり、いい気分にさせてくれたり、時には慰めてくれたり、何と言うか自分の絶対的な見方だと思うんですね。
夢を見させるのは神様でもなんでもなく、自分の中の意識の届かないところにある自分の本質部分のような何かなんですから。

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