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恋愛対象

2017年11月10日 09:33

「あの人はこういう人に違いない」「あの言葉はこういう意味のはずだ」
恋愛対象には自分の想いを投射する、脳裏をよぎる違和感さえも瞬時に打ち消しながら。
恋愛対象というのは、愛の循環の効果で自分の一部になっているのですからそうなるしかないのですね、自身のナルシシズムが傷つく可能性のある要素は排除しようとする、それがまた恋愛の醍醐味でもあるのでしょうが。
恋愛対象は自分の理想の人に格上げされる、それはその人の本質を無意識的に消去した中で、相手に対する自分の認識と相手の本質が万が一大きくずれていたとしたら、傷つくのは自身のナルシシズム、その人を愛した自分というものが傷つく。
その人物を知るにはその人を取り巻いている人達を観察してみればいい、とも言われます、類は友を呼ぶ的な事なのでしょう、恋愛対象に対して客観的視点を確保する事は難しいとしても、その人の友人といわれる人達に対しては客観的視点を確保できる可能性も、ないことはないですね。
「周りにいる友達があんまりよくないんですよね」という言葉は、よく聞きます。

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