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愛は同性へと向かう

2018年04月04日 17:49

大昔は人間の数が少なかった、だから人間の数を増やさなくてはいけなかった、これは何でしょう、空気として多くの人が共有している価値観、その時代の自明としてという事なのかもしれませんけれど。
人間の数を増やさなくてはいけない社会で大切なのは、生殖・・・・・・性愛ですね。
人間の数がこれは足りているという事でいいのか、ある程度充足したように感じる事が出来る今の社会では、生殖は最も大切なものではなくなる、のか・・・・・・・・だから性愛が最も大切なものではなくなる、これは性欲と言い換えてもいいですけれど、性欲がもっとも大切ではなくなる。
性欲を除外した中での人間同士の交流や情緒的循環というのが、愛でしょうか。
性愛や性欲より、どちらかというと特に今の若い人の中には、人間同士の交流や情緒的循環・・・・・・・愛を大切に考えている方々も多いように思え、草食系というワードに前後してなのか、もう少し前からなのか。
無理やり増やさなくていい、性愛や性欲より大切なもの、愛、同性異性問わず愛を向け合う事は当たり前の事として可能、異性に対しての愛と言うのは僕は少し、場合によっては疑問が残りますが。
愛は同性に対しての方が向けやすいんじゃないでしょうか、似ている、補い合う、受け入れ合う、分かり合う、これらは姿かたちが身体的にも精神的にも近似しているほうが成立しやすい、特に分かり合う喜びという事に関しては断然同性の方が有利。
逆に異性と分かり合うという事というのは、突き詰めれば突き詰めるほど、不可能な事であるようにも思えてしまう。
まあこれは今後また人間の数が減ってくれば状況は変わるのでしょうけれど・・・・・・・・という、半分はファンタジーです。

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