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愛着があるから「愛車}
2016年03月10日 09:34変な事をふと思いました。
自分の所有する自動車の事を「愛車」と表現したりもしますよね。
愛着があるからなのでしょうが。
その愛着はどこから芽生えるのか?
高額なローンを組んで数ある車種の中から憧れの一台を選択して、嬉しくて、洗車してワックスかけて、その車を操縦・運転して、あちこちドライブして。
と考えると、確かに愛着が湧きますね、そうですこれは「愛車」ですよね。
やっぱり、自らが運転するとか、操作するという一体感を通じて、どんどん自分の一部のようにも感じて愛着も深まるのかな、車に限らずともお気に入りの物との一体感は愛着・愛情を生むような気がします。
近い将来、自動車が全て自動運転化された時。
高額なローンを組んで数ある車種の中から最も安全と思われる一台を超理性的に選択して、安心感や信頼感に包まれてその車に乗り込み、目的地まで何のストレスもなく運んでもらう。
ここに存在するのは「愛着」ではなくて、何になるの?
信頼?安心?依存? システムに対する依存?
システムなんだから自分が操作している感や自分の一部のように感じるということは、やっぱりないような気もするし。
そんな時代になっても「愛車」という言葉は残るのかな、なんてどうでもいい事を思いました。
でもね、愛着じゃないと思うんだよね、システムに対する信頼や依存なんじゃないのかなぁ、・・・・じゃ、システム愛ってことで。
安全になる事はもちろん大歓迎なんですけどね。
そもそも「愛着」って完璧なものに対しては湧きにくいんじゃないのかな、むしろ完璧ではない部分を目の当たりにした時とかに芽生える。
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