神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


抑鬱状態

2016年09月24日 09:25

頑張り疲れて、衝撃もあって、もうこれ以上自分の身体や思考が言う事を聞かなくなってしまったような時、強い憂鬱から抜け出せないでいるような時、思い悩み、自分の短所と思えるような部分にばかり目がいってしまいます。
オチている中で、そこに目がいくと、その部分にばかり囚われてしまい、その短所と思われる部分だけが自分の全てであるかのようにも感じてしまう、そうなると自分には欠点しかない、という否定的な思いにも。
そして、疲弊の中でも、それを何とか改善しようと「思考の癖を変えよう」と頑張る。
日々の行動を思い起こし、改善しなくてはと焦る中で、より一層の否定に自分を落とし込んでいってしまう否定のスパイラルというのは、避けられない場合もあると思うのですが。
そんな状況の中で、どうやって自分を浮上させればいいのか、気合いや根性というのは、感情が平坦になった時点で無効になっているわけですし。
まずはゆっくり心身を休めながら、疲弊のせいで短所ばかりのように感じてしまっている自分に対しての認識をゆっくりと適切な形に戻してゆくことが重要なのではないでしょうか、自分に対する肯定感をゆっくりと取り戻していってもらうというイメージ。
いきなり肯定感を得ようと無理するのもよくないと思います、今の否定的な感情も自分の中から湧き上がってきた想いなのですから、そこはしっかりとじっくりと吐き出したほうがいいのだと思います、何度でも吐き出している中で、新たな想いも湧き上がってきますしね。
環境に対応しようと頑張っていた訳ですから、その頑張った自分というものが、ダメな部分ばかりであるはずがないです。
今は疲弊の中で欠点にしか見えない事でも、それは本来は長所であった場合も、多々ありますしね・・・・・自分と環境との間で起こった、避けられなかった事である場合もありますし。
話は逸れますが、理性の中で、頑張り続けなければいけないと考えている自分・・・・・それを見ている心の奥の方の自分・・・・・心の奥の方の自分にしてみると「身体や思考の動きを止めない限り、この人休まないだろ」と考えたのかもしれません。
心の奥の方の自分が、理性の中の自分に向けて放った、最終的な危機回避の作戦である、とも言えるのか。


—————

戻る