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揺れ動く気持ちVS覚悟

2016年01月21日 09:23

覚悟というのは、しんどい。
例えて言うなら、ウルトラマンのハヤタ隊員が怪獣が出現しちゃって「ちっ、まじかよ~、また今週も来ちゃったの?あ~もうっ、ハイッ変身」みたいな覚悟とか。
仮面ライダーの本郷猛が「出たなショッカー」って言いながらキレッキレで開き直って変身を試みる覚悟とか。
いや、でも、変身を試みる瞬間に覚悟や葛藤が存在するのか?
二人とも、自分から進んで正義の味方になった訳ではなくて、ウルトラマンに乗り移られたり、ショッカーに改造されたりしたんじゃなかったっけ?
そうだ、ここには外傷が存在している・・・、というのは置いといて。
だから、自分の意思で率先して「はいっはいっ、じぶん正義の味方やりたいっす」って訳じゃなくて、外圧によって否応なしに正義の味方というポジションに押しやられたんじゃないでしょうか。
で、その事実を知らされた時に「えぇ~、戦うとかありえないんですけど・・・」ってなりながらも、葛藤の後に覚悟を決めて受け入れた、といったような。
だから変身のタイミング時、その瞬間に覚悟が存在するのではなくて、あれはもう、言ってみれば現象にただ対応しているだけなのか、もしくは外傷に着火させたような症状なのか。

しかし、どうしよう? なんの話を・・・・・。

ウルトラマンや仮面ライダーは、もう問答無用で環境に押しやられたのかもしれませんが、これは覚悟を決めるのに葛藤が伴う大変な状況ですね。

あれですかね、行動を起こそうかな、とか、環境を新しく取り入れてみようかな、と思う時って言うのは、やっぱり揺れますね、気持ちが。
やった方がいいと言う事は、頭では分かっていたとしても、気持ちの方がついていかない場合と、気持ちばかりが焦って、どういう行動をとったらいいか思考が定まらない場合と、どっちもありますね。
今の環境がどういう環境なのだとしても、新たな環境という事は今の自分のままではいられなくもなってしまいますし、腰が重くもなっちゃいますし、やれない理由を探しちゃうこともあります、僕は勿論あります。
一人でやろうとするから難しかったりも、するのかもしれません。
だから、ゆっくり話しながら、ぼちぼち準備して、気持ちもちょっとずつアゲていって。
そして、準備が整った時、もう一度準備してきた自分、準備をやり遂げた自分を感慨深く見つめて、そうすると、少し自信も湧いてくるかもしれませんね、準備をやりとげたのですから、今までより数段強い自分にもなっているはずです。
そうこうしているうちに、気持ちも整ってきたら、あとは一歩を踏み出すだけ・・・・。

ちょっと躊躇もあるかもしれませんね。
優しく、背中をそ~っと押してもらいましょうか?
もしくは、アメリカ映画風に言えば、思いっきりケツを蹴り飛ばしてもらいましょうか? なんか、こっちの方が一瞬で気合い入るかもしれませんね。
この流れだと、覚悟が必要なのは、最初の話す部分ですね、あとは一緒にジワジワといけばいい訳ですからね。
「こうしてみよっかなあ、みたいな、へへっ」というユルめの入り方も可能でしょうか。

ウルトラマンは、2代目の帰ってきたウルトラマン、仮面ライダーは2号が好きでした。
リアルタイムで見ている時から不思議だったんですけどね、ライダーキックとかライダーチョップとか、なんであれでショッカーの怪人やっつけられるのかなって?
蹴ったりぶったりしてるだけなのになぁ、と思ってました。
ライダーチョップと馬場チョップ、どっちが痛いんでしょうか?

またまた長い文章にお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。


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