支え バックアップ　負担 シワ寄せ

自分の考えで、自分が思ったように行動する「お前がやりたいようにやってみろ」と後押しもされながら。
自分が思ったように行動する事、それは自分一人の力だけで成せることではない「お前のやりたいようにやってみろ」と言ってくれた周囲の人達の、これは支えとかバックアップとか、そういう綺麗な言葉で通常は言い表わされますが、要は負担、周囲に負担を強いる、周囲にシワ寄せが行く、周囲がそれを容認してくれるから自分は好きなようにやる事が出来る、という事実。
好きなようにやる事には、大きな責任が付いてまわる、それは絶対に成功させるという責任、たぶん周囲は失敗も許してはくれるのでしょうが、せめて自分の心意気として、自分に失敗を許してはいけない、絶対に成功させなくてはいけない、位の気持ちで。
自分と周囲、通常は配慮し合いながら、お互いを理想的な環境とし合いながら各々が自律している、そこでは自分だけが好きなようにやる事は自制しつつ、周囲の人達に配慮しながら、たぶんこれはオートポイエーシスのカップリング的なニュアンスでも多少はある、そんな中でシステムの一つが好きなように動きだすという事はカップリングが一旦破綻するという事、それは周囲のシステムに大きな負担を強いる事でもある。
好きなようにやる、自分のやりたい事をやる、と宣言する時、周囲に対する大きな責任が発生する、自分に対する責任ではなく周囲に対する責任、それは必ず成功させなくてはいけない、という責任、あくまでも心意気としてですけれど。
周囲を巻き込む訳ですからね、自分の在り方が変わるだけでは済まされない、必然的に周囲の人達の在り方も変わるしかない、自分を押し通す事によって周囲に負担を強いる（ただ、周囲の応援してくれる人達は当面は負担とは感じないでしょうが）、まあこれは、自分が心の中で秘かに、しかし強く、思っていればいい事。