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日本語
2016年01月02日 09:05演技終了後のキスアンドクライで、フィギアスケート選手とコーチが交わしている英語の会話が、日本語の訳付きで映像が流れていましたが。
日本語に訳すと、すごくフレンドリーなニュアンスになるんだなあ、と思いました。
とにかく、堂々と言い切るし、年齢差に関係なく主張するし、すごく羨ましかった。
スポーツ選手に限らず、一般社会でも日本語での会話と外国語での会話ではやっぱり違ってくるのかな。
日本人同士の日本語の会話だと、友人同士でもない限り、なかなかフレンドリーな会話は無理なのかもしれないし、上下関係も意識してしまうのかもしれないし、敬語とか気遣いとか、なんていうか全てを出しづらいというか。
日本語はシチュエーションによって使い分けるしね、フレンドリーな自分、へりくだった自分、謙虚だったり高慢だったりする自分。
アイデンティティという言葉があまり日本人に馴染まないのは、こんな理由も少しは関係しているんかもしれない、なんせ言葉からして一貫しない訳だし。
常に一貫した表現で主張する事が可能なのかもしれない外国語とは違いますしね。
ヨーロッパに移籍したサッカー選手の所属チームでの生き生きとした表情や活躍なんかも、チーム内で日本語以外でコミュニケーションを取ったりするのでしょうから、自然と自分の思考や意識が明確になってくる、みたいなところもあるのかな、なんてこともチラッと思ったりもします。
僕たち日本人の、謙虚さとか、礼儀正しさとか、コミュニティーでのキャラの使い分けとか、曖昧さや煮え切らなさとか、言語から考えるとこんな理由も少しはあったりもするのでしょうかね。
・・・・ちょっと、思弁的すぎるのは承知の上で。
実感ではあるんですけどね。
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