神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。


気合いで「初夢」を引き寄せる

2016年01月01日 09:34

初夢は何日に見る夢の事を言うのか、いろいろな説があるようで、なにか定義がハッキリしないようです。
元日の夜、二日の夜、二日から三日にかけて・・・・等々。
あれなんじゃないの、自分の都合でいいんじゃないのかね。
いい夢見るまで、粘り強く頑張る(何を?)、納得のいかない夢は却下し続ける、とか。
で、5日目にやっと納得のいく夢を見たら、めでたく初夢認定。

どんな夢がいいのかね~?

頼もしい夢・・・人気のない駅のホームで始発の電車を待っている自分、まだ日の出前なのか、ホームには煌々と明かりが灯っていて白く眩しいくらい。
ふと、首の後ろに違和感を感じ、そこに手をやってみると、グニュっとした手触りの嫌悪感の象徴が纏わりつている。
あなたは慌ててその象徴を首からはがし取って、ホームに投げ捨てる。
すると、いつからそこにいたのか定かではないのだが、年齢不詳の刀剣女子をキャラクター化したような少女が自分に寄り添っていて。
でも、あなたは一切驚く事もなく、その少女は自分の一部であると、ずっと以前から当たり前のように理解している、とでも言ったような。
その少女は、手にしていた刀を嬉しそうに振りかざし、その、投げ捨てられた嫌悪の象徴を一刀両断にする。
あなたはホッと安堵の息を漏らし、自分の中に融合していった少女を受け入れ、大きな誇りと勇気を手にする・・・・。

希望の夢・・・早朝、キレイに舗装された道路の脇にある、バス停で、たぶんバスを待っているのであろう自分。
バスがやって来て、他のお客さん達は迷わず乗車する。
しかし、自分は何故かこのバスに乗っていいものなのかどうか、躊躇してしまい、結局そのバスを乗り過ごしてしまう。
ぽつんと一人取り残される自分「自分はバスを待っているのだろうか?だとすれば、どこへ行こうとしているのだろうか?」よく判らない。
しばらくして、またバスが来る、でも、今度はうまく体が動かない、まるで待合室の硬いプラスチックの椅子にお尻が貼り付いているかのよう。
またバスが来る、体が動かない・・・、いったいこれを何時間繰り返しているのだろうか、相当な時間が経ったようにも感じるが、太陽は相変わらず早朝を表したままで。
・・・・途方に暮れていたその時「これじゃね?」自分の後頭部の中の方で声がした。
どこかで聞き覚えのあるような懐かしい声、自分の子供の頃の、まだ声変わりする前の声のような気もしなくもない。
そう、たぶん、自分の子供の時の声、だから懐かしかった。
そしてバスがやってくる、そのバスに乗客はなく、車内は心地よく静まり返っているように感じて。
バスの扉が開いた、あなたは飛び跳ねるように、確信を持って立ち上がりバスのステップに足をかける。
フッと運転席に目をやると、そこには「探し求めていたであろう、うっとりとするような、目を見張るような・・・・・」これこそ理想的な・・・・・。

こんなような夢を見るまで、粘りましょうか?
ていうか、夢って気合い入れて粘れば見れるものなのかね。
そう、見れると思いたいですね。


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