神奈川県藤沢市城南 東海道線沿線のカウンセリングルーム。辻堂駅より国道一号線方面へ徒歩12分。10:30~21:00、年中無休。
流れるプールのような日常
2017年04月26日 20:44もし、何日か続けて休みが取れるのであれば、自分を、仕事を、日常を、客観視してみるのもいいのでしょうね。
仕事等に追い立てられ、自らがどっぷり浸かりきるしかない日常、勿論、そうでなければ日々のやるべき事をこなしきれないのですから、それはいたしかたのない事。
これは言ってみれば、流れるプール、それもかなりの速度で流れているプールの水の中に、自ら積極的に没入してゆくようなイメージでもあるとは思うのですが、流れてゆくのに精一杯で、呼吸を繰り返す事だけで精一杯で、周囲に、自分自身に、想いを向ける余裕はない状態。
数日間休みが取れるという事、それは日常の大部分を占める仕事というものを離れて、やるべき事に追われずに、自分自身のペースで過ごす事が出来る数日間でもあります、ここに日常以外の義務が入ってきてしまうと、それはそれでなかなか厳しい訳ですが。
非日常の数日間を過ごせる、そんな時はせっかくですから、やるべき事には一切追われる事なく、流れるプールから上がって、その流れを・・・・・自分が追われている日常を、客観視するチャンスでもあるのかもしれないです。
普段、なんとなく薄っすらと浮かんでいた観念的な、それはもしかしたら違和感なのかもしれないし、なんらかの確認作業なのかもしれないし、流れの中で失いつつあるものとか、周囲との関係性とか、自身の想いとか、様々な事を確認するチャンス。
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